日刊サイゾー トップ > 社会 > 育児  > 取り残される時代錯誤な朝の読書
【シリーズ】「読解力低下」騒動のウソとホント(4)

「読解力低下」騒動のウソとホント(4)教育改革から取り残される時代錯誤な“朝の読書”

文=飯田一史(いいだ・いちし)

“ただ読むだけ”は新しい時代の学力観にそぐわない

 ところが、01年に「子どもの読書推進に関する法律」が成立し、各自治体が読書推進計画を立案しなければならなくなったことで後押しを受けた。さらには、PISAの“読解力”テストの結果もあって、2000年代以降は朝読を“学力向上”(読解力向上)を主たる目的として導入する学校が一般的になる。

 しかし、08年の学習指導要領で“ゆとり教育”からの転換が意図されると、朝読を実施する学校は途端に増えなくなる。

 カリキュラムのボリュームが増え、少しでも空き時間があれば自習や小テストに回す学校が増えたためというのが通説だが、おそらくそれだけが理由ではない。

 本シリーズで見てきたように、PISA型読解力は知識の“習得”(インプット)だけでなく“活用”や“探求”も重視する。アウトプットが大事なのだ。一方で、朝読は“ただ読むだけ”。これではPISAや文科省が追求する新しい時代の学力観にはそぐわない。

123

「読解力低下」騒動のウソとホント(4)教育改革から取り残される時代錯誤な“朝の読書”のページです。日刊サイゾー芸能最新情報のほか、ジャニーズ/AKB48/アイドル/タレント/お笑い芸人のゴシップや芸能界の裏話・噂をお届けします。その他スポーツニュース、サブカルチャーネタ、連載コラムドラマレビューインタビュー中韓など社会系の話題も充実。芸能人のニュースまとめなら日刊サイゾーへ!

ページ上部へ戻る

絶対的満足度の至宝店すべて見る

人気連載すべて見る

元木昌彦の『週刊誌スクープ大賞』

「週刊現代」「FRIDAY」の編集長を歴任した"伝説の編集者"元木昌彦による週刊誌レビュー

“キング・オブ・アウトロー”瓜田純士、かく語りき

“キング・オブ・アウトロー”瓜田純士の最新情報をお届け! 嫁・麗子も時々登場。

テレビウォッチャー・飲用てれびの『テレビ日記』

テレビの気になる発言から、世相を斬る!

じゃまおくんのWEB漫クエスト

マンガレビューブログ管理人じゃまおくんが、インターネットに埋もれる一押しマンガを発掘!

腹筋王子カツオ『サイゾー筋トレ部』

“腹筋インストラクター”腹筋王子カツオさんが、自宅でも簡単にできるエクササイズを紹介!

プレスリリース入稿はこちら サイゾーパブリシティ
イチオシ企画

【PR】DYM・水谷佑毅社長の野望とは?

医師免許を持つ、ベンチャー経営者の異色の半生!
写真
特集

NEWS手越祐也、崖っぷち!

相次ぐスキャンダルに滝沢激怒、ジャニーズ退所も現実味!?
写真
人気連載

エガちゃんねるスタッフ離脱のワケ

敏腕YouTubeライターと日刊サイゾー新米編集...…
写真
インタビュー

離婚のうしろめたさとその解放

 離婚経験を持つ13人の男性に、その経緯や顛末を聞いたルポルタージュ「ぼくたちの離婚...
写真