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【シリーズ】「読解力低下」騒動のウソとホント(4)

「読解力低下」騒動のウソとホント(4)教育改革から取り残される時代錯誤な“朝の読書”

文=飯田一史(いいだ・いちし)

“ただ読むだけ”は新しい時代の学力観にそぐわない

 ところが、01年に「子どもの読書推進に関する法律」が成立し、各自治体が読書推進計画を立案しなければならなくなったことで後押しを受けた。さらには、PISAの“読解力”テストの結果もあって、2000年代以降は朝読を“学力向上”(読解力向上)を主たる目的として導入する学校が一般的になる。

 しかし、08年の学習指導要領で“ゆとり教育”からの転換が意図されると、朝読を実施する学校は途端に増えなくなる。

 カリキュラムのボリュームが増え、少しでも空き時間があれば自習や小テストに回す学校が増えたためというのが通説だが、おそらくそれだけが理由ではない。

 本シリーズで見てきたように、PISA型読解力は知識の“習得”(インプット)だけでなく“活用”や“探求”も重視する。アウトプットが大事なのだ。一方で、朝読は“ただ読むだけ”。これではPISAや文科省が追求する新しい時代の学力観にはそぐわない。

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