本多圭の「芸能界・今昔・裏・レポート」

中国で一番有名な日本人!? 俳優・矢野浩二、「13万枚のマスク寄付」に隠された出世ストーリー

矢野浩二

 中国湖北省武漢市を中心に、現在、世界中に感染者が拡大している新型コロナウイルス。目下、日本でも猛威を振るっているが、そんな中、“中国で一番有名な日本人”といわれる俳優・矢野浩二が中国に13万枚のマスクを寄付し、中国全土から称賛の声が上がっている。

「矢野は、日本での知名度はイマイチながら、中国ではスター的な人気を誇っています」(ドラマ関係者)

 1970年生まれ。大阪から上京し、俳優養成所を経て、当時、人気俳優だった森田健作・現千葉県知事の運転手兼付き人を8年半務めた矢野は、エキストラの仕事しか入らない日本の芸能界に見切りをつけ、2001年、単身中国に渡った。

 中国語を勉強しながら、ドラマや映画に出演。主に悪役軍人役で脚光を浴びると、その後、司会業に進出。08年には中国全土で人気のバラエティ番組『天天向上』の司会に大抜擢されたうえ、「中国雑誌『新周刊』が主宰する08年度の最優秀娯楽番組司会者」にも選ばれている。

「日本で例えるなら、みのもんたのような存在といえばわかりやすいでしょうか。その後、2009年に公開されたスパイアクション映画『東風雨』では、スパイ役を熱演。俳優としての評価も固めました」(中国映画関係者)

 “中国で最も有名な日本人俳優”になった矢野だが、日中関係悪化の影響もあって、11年に帰国。その際、マネジメントを担当したKと知り合いだった筆者は、当時、中国進出に積極的だった吉本興業を紹介したが、話が折り合わなかったようで、その後、Kから「オスカープロモーションを紹介してくれないか」と相談を受けた。

 そうして矢野は、「オスカープロモーション」に所属。オスカーといえば、米倉涼子をはじめ、“最強美女軍団”を誇る芸能事務所だが、そのプッシュもあって、矢野は米倉主演の人気ドラマシリーズ『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)や、同じテレ朝系のドル箱ドラマ『相棒』に出演。さらに、16年から連続ドラマとしてスタートした『警視庁・捜査一課長』(同)には、主演の内藤剛志が演じる大岩捜査一課長をサポートする鑑識課主任・武藤広樹役でレギュラー出演している。

「17年には、人気ドラマ『帰ってきた家売るオンナ』(日本テレビ系)で、日本の不動産を爆買いする中国人客を演じましたが、そこで主演の北川景子と中国語で対話するシーンが中国最大のSNS『微博』で大反響を呼んだ。中国での人気は衰えていなかったんです」(前出の中国映画関係者)

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