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週刊誌スクープ大賞

安倍政権は狂ってる? 日本の不幸はワイドショーのコメンテーターが権力にはっきりものを言わないことだ!

 ところで、テレ朝の朝のワイドショー『モーニングショー』に出ているコメンテーター玉川徹が話題である。

 テレビ朝日の社員でありながら、政権批判を舌鋒鋭くするのが、お茶の間の主婦に人気のようだ。

 羽鳥慎一アナとのやりとりは、朝のワイドショーの中ではなかなか見せる。

 といっても、他のがひどすぎるので、『モーニングショー』が特別優れているわけではないが。

 だが現代によると、けっこう玉川発言に右往左往する役所や役人たちはいるようだ。

 LITERA(2020.03.08 01:00)こんなことを報じている。

「『モーニングショー』は医療機関でマスクが足りていない現状を指摘して『まず医療機関に配らないとダメだ』と提言しただけなのに、厚生労働省のツイッターはそれを否定するために、全然できていないマスクの医療機関の優先配布をすでにやったかのように言い張った。内閣官房のツイートも同様だ。新型インフルエンザ特措法改正の動きについて『安倍首相が「後手後手」批判を払拭するため』と分析したごく当たり前の論評を否定にかかり、そのために『現行の新型インフルエンザ等対策特別措置法では未知のウイルスしか対象としていない』などと、条文にもないことまででっちあげた」

 まあ、話題になるのは、注目されているということだから、番組をやっている人たちはいいだろうが、批判するのなら、安倍首相とべったりのテレビ朝日のトップの批判もしないと。

 現代のいうように、安全地帯から弾を撃ちまくってもなあ……、という批判はついて回ると思う。

 ポストは、新型コロナウイルスの嘘を検証している。

 マスクは、WHOもいっているように、100%どころか10%も感染を防ぐ効果はないと、私は思う。

 ポストのいうように、鼻や口を隠しても、今度のコロナは目からも感染するそうだから、万全なんていうことはない。

 安倍首相も加藤厚労相も、流行している状況ではないといっているが、これは100%嘘だ。

 第一、 感染しているかどうかの検査さえも、受けている人間はまだわずかだ。これから検査が進めば、あっという間に万単位になるはずだ。

 それに、感染しても、高齢者や深刻な病気を持っていなければ、死亡率は極めて低い。

 安心してはいけないが、正しく恐れることが大事だ。

 風邪でも何でも、体力が落ちていると危ない。食事と休養、これを守っていれば、それほど恐れることはない。

 フライデーは、定年延長問題で批判されている、黒川弘務高検検事長の日曜日の姿をカメラに収めている。「安倍官邸の番犬」といわれている黒川が、犬を連れて散歩している。

 突然の定年延長について、どう考えるかと聞くと、「犬が可哀想だから、やめてください」と吠えたそうだ。番犬だけに、犬の気持ちがよく分かるようだ。

 ところで、君は『娘は戦場で生まれた』を見たか。奇跡のようなドキュメンタリーである。

 いまだに解決を見ないシリアだが、そこのアレッポでジャーナリストを夢見たワアドは、紛争の激しくなる中で、独裁政権に挑む。

 友人知人、そこに住む仲間たちが次々に命を落としていく姿を、カメラでとらえる。

 廃墟の中に病院を設け、犠牲者たちの治療にあたるハザムと結婚し、娘サマ(アラビア語で空の意味)を授かる。

 だが、空爆は容赦なく爆弾を降り注ぎ、死者は数十万人ともいわれる。

 ビルは壊され、病院も爆破される。そんな地獄のような日々の中でも、サマは成長していき、ワアドは、サマの成長と仲間の死を撮り続けるのだ。

 虐殺されたおびただしい死体、ロシア軍の空爆で殺された子どもを抱いて、泣き叫ぶ母親。

 そんな中でも、奇跡的に生まれた赤ん坊の誕生をカメラは見ている。

 最後は、アレッポを離れ、命からがら脱出する映像の緊迫感は、作り物ではできない迫力に満ちている。

 なぜこれが、米アカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞をとらなかったのか、不思議である。

 これほどの迫力と緊迫感をもったドキュメンタリーは、なかなかあるものではない。

 説明がないので、シリア情勢に詳しくないと、わからないことがある。だが、ただじっと画面を見ているだけで、戦争へ嫌悪感と空爆する側への憎しみが、心の底から湧いてくる。

 世界を変える力を持ったドキュメンタリーの傑作である。

 フライデーが、ラグビー日本代表の福岡堅樹(27)が、テレビの『王様のブランチ』に出演している小林麗菜(25)と腕を組んでデートしている姿を掲載している。

 2月下旬、映画を観た2人は、福岡の自宅に行って、3時間過ごしたそうだ。その後、食事を共にして別れたという。小林が所属している事務所は、「真剣にお付き合いしている」と答えているから、ゴールインは近いのかもしれない。

 それにしてもラガーマンはモテるね。あのごつい身体が女性には、丸ごとセクシーなんだろうか。もう一度生まれ変わったら、ラガーマンになろう。

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