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浦沢直樹「アベノマスク」イラストは“風刺画”なのか? その出来栄えをマンガ編集者がダメ出し!

文=日刊サイゾー

描く人は描かれる人…浦沢直樹も風刺画のモデルに

 時勢をうまく切り取り、面白おかしく描くーー「風刺画」を描くためには、ストーリーマンガとはまた別のスキルが必要とあって、稀代のヒットメーカーとて生半可な気持ちで描いてしまうと意図は伝わりきらないということだろうか。

 さらに、そんな浦沢氏も実は3月1日発売の「ZAITEN」(財界展望新社)4月号で、澤井健氏が描いた「『ゲス不倫』オーシャンズ11」という風刺画の中でジョージ・クルーニー役の渡辺謙を中心に、東出昌大、ビートたけし、小泉進次郎らに混じって不倫有名人の一人として似顔絵が描かれている。そういえば、2016年に「週刊女性」(主婦と生活社)で浦沢氏と女性編集者のラブホW不倫が報じられていたが、澤井氏はその女性編集者がデスクを務めていた老舗大手週刊誌で現在も連載中だ。澤井氏は同誌2月号でも「桜を見る会」にかけて安倍首相をバカ殿様、昭恵夫人をナオコ姫に模して内閣のドタバタを風刺した表紙イラストを描くなど、攻めた表現に定評があるが、忖度しない痛烈な批評性と重層的な笑いの仕掛けこそが「風刺画」の面白さなのかもしれない。

 賛否はあれど、浦沢氏の投稿がきっかけで注目が集まった「風刺画」という表現方法。触発された人々による、「#漫画家アベノマスク」「#マンガ家アベノマスク」作品はどこまで広がりを見せるだろうか。その結果、浦沢氏や澤井氏をも唸らせる風刺画が現れるのなら、今回の炎上も災い転じて福となす……『手塚治虫の後継者』に相応しいエピソードと笑えることだろう。

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最終更新:2020/04/06 14:43
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