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韓国で12歳の少年が性犯罪の加害者に! 前科がつかない”少年法”の甘さに国民の怒り高まる

大学生をひき殺した13歳の少年

 3月下旬、青少年8名がレンタカーを盗難し、警察の検問から逃げようと暴走した挙げ句、大学生をひき殺した事件だ。そこで車を運転していたのは、なんと13歳の少年だったのだ。少年は拘束されることもなく、他の7名も全員家に帰宅したという。

 ひき逃げ事件を起こしたのにもかかわらず、責任をまったく負うことなく平凡に生きられるなんてどうにかしている、触法少年たちにも重い罰を与えるべきだ――。そんな不満や主張は、大統領府にあてられた「レンタカーを盗んで死亡事故を起こした10代を厳重処罰してください」というタイトルの国民請願という形で現れ、4月4日時点で同意意見が80万件を突破している。

 韓国での触法少年の定義など、少年法に関する決まりは日本と基本的に似ている部分が多い。だが特にn番部屋事件は、国民だけでなく芸能人などの著名人、そして政治家までもが厳罰を求めるよう声をあげているため、これを機に触法少年に対する処罰の強化を求める声も高まっていく気配だ。

 なおSNSやオンライン掲示板では、レンタカー盗難ひき逃げ事件の少年たちの写真がすでにさらされている。n番部屋事件では主犯格の男性の写真や経歴まですべて出回っているが、12歳少年の姿もいずれ白日の下にさらされるかもしれない。しばらく世の中の怒りはおさまることがないだろう。その怒りは、韓国の少年法や触法少年の扱いになんらかの影響を及ぼすことになるかもしれない。

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最終更新:2020/04/13 11:00
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