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ドラマ『M』、マサの「売れなかったら辞める」で気になる浜崎あゆみ初年度の売り上げ

テレビ朝日公式サイトより

 安斉かれんと三浦翔平がダブル主演を務めるドラマ『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)が話題だ。

 5月2日に放送された第3話では、マサ(三浦)が役員を前に「アユ(安斉)が売れなかったら会社を辞める」「1年以内にアルバム100万枚売る」と宣言した。

「安斉の棒演技と“眼帯秘書”を怪演する田中みな実により、かつての大映ドラマを思い出した人も多く、話題を集めています。とはいえ、原作は浜崎あゆみの自伝小説ですから、本筋では“リアル”な話が満載。3話であったグループデビューを断ったくだりも事実ですし、マサがアユをコキ降ろした役員たちに、『数年後はここにいる全員のボーナスをアユ一人が稼ぐ』というセリフの通り、2001年には浜崎の売上がエイベックス全体の4割を占め流ことに。マサと対立する高嶋政宏が演じている社長も、現実世界でエイベックスの内紛が起きた際に、最後は浜崎の一声により退陣することとなります」(音楽ライター)

 ドラマではマサがアユにデビュー曲候補の音源を渡し、作詞に挑戦させていたが、あらためて浜崎の1年目の売り上げがどうだったか振り返ってみると……。

「98年4月のデビュー曲『poker face』 は、新人にして『COUNT DOWN TV』(TBS系)のタイアップや『HEY!HEY!HEY!』(フジテレビ系)や『うたばん』(TBS系)などの音楽番組で大々的に取り上げられたことで、4万枚をセールス。オリコン20位という結果でした。同年には『YOU』『Trust』『For My Dear…』『Depend on you』と計5曲を立て続けに発表。いずれもセールスは10万枚程度で、オリコンも6位が最高順位となっています。しかし、99年1月に発売したアルバム『A Song for xx』で150万枚のミリオンを達成し、“マサ”はみごとに有言実行を果たすこととなりました」(前出・音楽ライター)

 イケメンすぎる三浦や田中のありえない役柄で現実感が薄れがちだが、「リアル」な浜崎の足跡も詰まっていることが、視聴者をクギ付けにしている要因なのだろう。

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最終更新:2020/05/03 17:30
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