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まんざらガセでもない!? イモトアヤコと森三中の『イッテQ』降板説の行方

ワタナベエンタテインメント公式サイトより

 8日、東京スポーツ紙がWEB版で、イモトアヤコと森三中が今夏で『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)を降板し、世代交代のため、3時のヒロインが後任に抜擢を受けると報じた。

 同記事によると、日テレは、裏番組の『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)に視聴率で負けていることもあり、大幅リニューアルを決断。女優志望のイモトは自ら降板を申し出て、森三中とは話し合いの結果、卒業が決まったとしていた。また、若返りを図るべく、3時のヒロインが起用されるとのことだった。

 この報道を受けて、当事者のイモト、森三中はSNSで否定。日テレも「そのような事実はございません」とコメント。3時のヒロイン・福田麻貴は「私は初耳だよ」と発言。これによって、今回の報道は「ガセだった」となるが、まんざらそうでもなさそうだとの説もある。

「イモトは『家売るオンナ』シリーズ(日本テレビ系)では、コメディタッチな役でしたが、『下町ロケット』シーズン2(TBS系)では、シリアスな演技で評価を上げたのは確か。ただ、それは『あくまでもお笑い芸人にしては、演技がよかった』というレベルの話。本人が勘違いして、“女優専念”を希望したところで、そう簡単にはいかない。『家売るオンナの逆襲』(2019年1月期)以来、現実としてオファーがないでしょう。『イッテQ!』側としては、イモトは番組の顔であり、降板させたくない。従って、本人が全面否定したことで、イモトの卒業はないでしょう。

 ただ、『ポツンと』に負け続けている現実がある以上、テコ入れは必至で、メンバーを入れ替える可能性は十分ある。森三中のうち大島美幸、村上知子は子持ちで、40歳過ぎたこともあり、ハードな撮影は厳しくなってきましたし、卒業はなくても、出番が減ることは十分考えられます。となると、今回の報道は、まんざら完全なガセとも言えない。森三中の代役を務めた3時のヒロインは吉本興業が猛プッシュしているという現実がありますが、果たして視聴者のニーズがあるかどうかの判断になるでしょう。ネット上では『いらない』との声が多く、ヘタに抜擢すると逆効果になってしまいますね」(テレビ局関係者)

 3日放送回で『イッテQ!』は19.4%(ビデオリサーチ調べの世帯平均視聴率、関東地区)と、久々に高視聴率をマークしたが、この週はライバル番組『ポツンと』が休止であったため、ぬか喜びはできない。イモトの降板はなさそうだが、巻き返しを期すためには、なんらかのてこ入れ策を敢行するのは確かだろう。

最終更新:2020/05/11 18:55
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