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自称「ルパン」「AVソムリエ」「福山雅治容疑者」も…犯罪報道で珍奇な「自称○○」が続出するワケ

文=日刊サイゾー

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 シリアスなニュース番組で笑いが生まれるはずはないが、思わず吹き出してしまうようなニュース映像がネットに登場。ニュースでしばしば登場する「自称○○」という呼称の奥深さにネットユーザーが唸っている。

 話題となっているのは、先週ネット上に投稿された1枚の画像だ。その画像は、右上に「逃走中の男性 公然わいせつの疑いで逮捕」と記されたニュース番組の画面を捉えたもの。画面には大きく「逮捕 自称You Give Me All I Need容疑者」と書かれており、ぶっ飛んだネーミングに対し、ツイッターでは、「笑った。声出して笑った(笑)」「すげぇ奴が出て来る時代だなw」「破壊力ありすぎて声出して笑ってる助けて」と、多くの称賛(?)を集めた。

 結論を言えば、これはフェイク画像で、このような容疑者は実在しないが、過去にはレジェンド級の「自称○○」が多数存在する。ネットニュース編集者はいう。

「この『自称○○』ですが、ここ数年でも『自称 宮迫の兄』『自称 関西のルパン』『自称 AVソムリエ』など、定期的に話題になる者が現れています。大きな話題になったのは、2018年に逮捕された『自称・福山雅治』でしょうか。この時は容疑者の顔がさらされており、メガネをかけ、頭髪が後退した中肉中背のおっさんだったため、さらにインパクトが増す結果となりました」

 なぜこのようなマヌケな事態が生じるのか? 週刊誌のベテラン記者はいう。

「珍妙な『自称○○』が増えたのは、マスコミ各社が報道のルールを厳格に適用するようになったからです。かつて『自称○○』という表現は、『弁護士』や『医師』など、社会的ステータスが高い職業を容疑者が名乗った場合に使われるものでしたが、どんな職業であれ、必ず裏を取るのが報道の大原則。それゆえ裏が取れていない肩書きについて、片っ端から『自称』を付けるようになったのです。時に『自称アルバイト』『自称無職』といった報道があるのはそのためです。

 ただし、明らかに悪意を感じる場合もあり、今から10年以上前、CDも出しているバンドのメンバーが不祥事を起こした際、肩書が『自称ミュージシャン』になっており、ファンから苦情が寄せられたことがありました。また、坂口杏里が2019年にトラブルで逮捕された時も、一部で『自称芸能人』と報じられたのは気の毒でしたね」

 ちなみに“自称・福山雅治”は、名前を偽った理由として「自分の名前が新聞などに載るのが嫌だった」と述べたそうだが、これぞまさに恥の上塗り。「福山雅治」を自称したことで余計に報道が広がってしまった印象だ。

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最終更新:2020/05/15 12:00

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