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安斉かれん売り出しがICONIQと被る!? マックス松浦が連発した失敗作の悲劇

文=黒崎さとし(くろさき・さとし)

テレビ朝日公式サイトより

 よくも悪くも今期最大のドラマ注目作となった『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日)。このドラマで突如として主演を務めることとなった“謎の新人”安斉かれんだが、演技は「およそ評価する段階にない」(ドラマプロデューサー)といった厳しい声が業界の内外から挙がっている。

「あまりにもセリフ棒読みなので、わざとやっているんじゃないかなと思いましたが、どうも普通に下手なようですね。彼女がドラマで演じる浜崎あゆみが、『未成年』(TBS系)などのドラマに出演していたころのほうが全然マシでしたよ」(同)

 だが、エイベックスの松浦勝人会長は自身のTwitterで安斉の自撮りをツイートするなど彼女を大層お気に入りのご様子。なぜ、これほどまでに激推しされることとなったのか。その理由を探った芸能記者が語る。

「実は彼女、もともとエイベックスが発掘したタレントではなく、松浦会長が関係の深い事務所に『最後にタレントを育てあげたいから、だれか紹介してくれ』と相談して、紹介を受けた何人かのタレントのうちの生き残りだそうです。ドラマでも、なぜ浜崎あゆみのタレント性を見出したかがちゃんとは語られていませんが、同様に彼女がなんで推されているのかは謎です。一説には松浦さんの好みの顔だったとも言われますが。実際は“直感”ってやつなんでしょうね」(芸能記者)

 安斉のデビューはエイベックス社内でも極秘に進められていたようで、事前に知っていたのは幹部クラスと一握りのスタッフのみ。チームによる大々的なプロモーションが主流の現代において、その手法の古さが社内でも疑問視されたそうだ。

 これらのやや古臭い“極秘”プロモーションは松浦会長の発案によるもの。松浦会長は浜崎あゆみのヒットに味をしめていて、プロデュースするアーティストに関してはとにかくインパクトのある売り出し方を重視しているが、狙いすぎたせいか失敗も重ねている。

「近年の松浦会長プロデュース作品ですと、ICONIQは女性ながらバズカット(ほぼ丸刈り)にし、センセーショナルに売り出したものの結局は鳴かず飛ばず。一時期はGACKTらと浮名を流したが、世間に知られぬまま今年、ひっそりとエイベックスを退社しています」(前出の芸能記者)

 ICONIQはもともと、韓国でK-POPグループ「Sugar」のアユミとしてデビュー。そのグループが解散後、日本のエイベックスに移籍して伊藤ゆみの名前で女優に。その後、ロサンゼルス留学へ行き、謎をもたせたまま丸刈りでICONIQといったアーティスト名で再デビューを果たした。

「結局、日本でもソロ歌手として実績を残せず16年には再び本名に戻しています。いくつかドラマにも出演しましたがが、実績を残せず。現在は韓国で活動を再開させたようですが、現地からも日韓をいったりきたりで、名前を変えまくっていることもバレており、ブーイングが起きています」(音楽系レーベルスタッフ)

 彼女も当初はエイベックスが総力を上げて売り出しているが、どうにもうまくいかなかった。このように、ドラマでは稀代の名プロデューサーに成り上がっていくさまを見せている松浦会長の、肝いり案件として動かされたものの、失敗したアーティストもそれなりにいるのだ。

「エイベックスの英字系アーティストは松浦さん案件がほとんど。Do As InfinityやDay After Tomorrowなどはかなり良い方ですが、Dreamとかは記憶に残る楽曲があったかどうか……。それでもましなほうで、HΛLとかは誰も覚えてないかと。当時の浜崎あゆみの楽曲のアレンジはほとんどがHΛLだったんですけどね。GIRL NEXT DOORは広告費を突っ込みまくったのですが、アルバムの売り上げが1万枚くらいとか厳しい感じでした」(エイベックスの社員)

 本サイトでも既報だが、現在は女優として活躍している中村ゆりが所属していたユニットYURIMARIも松浦会長案件だったが、デビューシングルはオリコン最高69位と振るわず、わずか2年で解散している。

「昔のエイベックスのプロモーション手法はテレビのスポットCMを大量投下し、アルバムの売り上げを全国規模で伸ばすというやり方でしたが、今となっては時代遅れ。レコード会社の収益構造がCDから配信へと移行したことをきっかけに売り上げも低迷。資本を投資して一時的なヒットサービスを売り出すものの、最近はそうした施策も停滞気味ですね」(前出の音楽系レーベルスタッフ)

 安斉かれんはそれらの反省を踏まえてか、デジタル配信を軸に楽曲を提供しているが、ドラマの視聴者であってもその事実を知っているものは少ない。松浦会長はドラマ『M』をプロモーションの起爆要素として安斉を売り出そうとしているが、インパクトに特化した手法がアーティストとしての人気を獲得させる気配は全くない。

 松浦会長が手がけたアーティストはヒットしたのは数打ちゃ当たる、「偶然の確率」だったのか……?

黒崎さとし(くろさき・さとし)

黒崎さとし(くろさき・さとし)

1983年、茨城県生まれ。ライター・編集者。

最終更新:2020/05/14 22:00

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