本多圭の「芸能界・今昔・裏・レポート」

次長課長・河本の二の舞いに!? ナイナイ岡村、NHK降板を求める署名がまだまだ続く可能性

文=本多圭(ほんだ・けい)

ナインティナイン・岡村隆史

 自身がパーソナリティを務めるラジオ番組『岡村隆史のオールナイトニッポン』で放った失言による炎上が止まらない、人気お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史。

 4月23日の放送で、新型コロナウイルスの感染拡大によって収入減少が予想される女性に対して、「コロナが収束したら絶対面白いことあるんですよ。コロナが明けたらなかなかの可愛い人が、短期間ですけれども美人さんがお嬢(=風俗嬢)やります。これ何でかって言うたら、短時間でお金を稼がないと苦しいですから」と発言し、「女性軽視だ」「性的搾取を促している」などの批判が殺到。本人の謝罪や、相方の矢部浩之はじめ、所属する吉本興業の大物タレントが総出で火消しに走っているが、騒動収束の見通しはいまだ立っていない。

「矢部だけでなく、明石家さんまやダウンタウンの松本人志らが、岡村をフォローするコメントを出し、岡村自身も、“『チコちゃんに叱られる!』は続けたい”とNHKに直訴したそうです。NHKも、現時点では降板させるつもりはないようですが、彼の問題発言に対して、『チコちゃん~』の降板を求める署名が2万超集まっているのも事実。今後の処遇が注目されます」(スポーツ紙記者)

 岡村の発言に対して、NHKは4月29日、遺憾の意を表明。5月8日の『チコちゃん~』放送時には、「2020年2月27日に収録しました」というテロップを、さらに翌週15日の放送では、「岡村さんは、自身の発言は不適切なもので、多くの人に不快な思いをさせてしまったと深く反省しています。私たちも皆様からの声を真摯にうけとめ、これからも心から楽しんでいただける番組をお届けしてまいります」とのテロップを流して対応した。

 岡村のNHK降板はとりあえず回避されたようだが、これで騒動が収束したとは言い難い。

 というのも、NHKが最初のおことわりテロップを出した時点で、岡村の謝罪と降板を求める署名は約1万8000筆以上だったが、一連の謝罪やおことわりを経た現在も批判はやまず、署名は5月18日時点で2万2000筆超。岡村の『チコちゃん~』降板を求める視聴者の声はいまだ止まず、今後も続くことが予想されるのだ。

 こうした事態に、吉本関係者は、「生活保護不正受給騒動時の河本準一の二の舞いにならなければいいが」と危惧する。

「次長・課長」の河本といえば、2012年、女性週刊誌「女性セブン」(小学館)が河本の生活保護不正受給疑惑を「年収5,000万円 超人気芸人『母に生活保護』の仰天の言い分」と報道。当初は匿名ながら、当時人気芸人で、年収5000万円と推定されるお笑い芸人(=河本)が、母親や親族に「(生活保護費を)もらえるもんなら、もらっとけ」と不正受給を勧めたと報じた。

 報道後、指摘された芸人が河本であることが判明。筆者も本サイトで河本の実名を暴露したが、当初、河本と吉本興行は事実関係を認めず、「不正受給ではない」と弁明し続けたことで、世間から猛バッシングを浴びた。

 結局、この不正受給疑惑は国会で片山さつき衆院議員に追及されるなど社会問題化し、その後、河本は会見を開いて涙ながらに謝罪したが、「笑えないタレント」となった河本は、仕事が激減。数年前からバラエティ番組に復帰しているが、かつての勢いはみられない。

 今回の岡村の女性蔑視発言も、河本の問題と同様、テレビに出る人間としては不適切極まりなく、テロップひとつで片付けられるような単純な問題ではないし、吉本もテレビ局も問題を矮小化してはいけないはずだ。

 しかも、NHKにとって受信料を払っている視聴者は、民放でいえばスポンサー的存在。その視聴者が2万人以上も集まって行われている岡村降板の署名を無視することはできないだろう。それだけにNHKの処遇が注目されるが、岡村の舌禍騒動が、新型コロナ同様、収束の見通しが不透明だということだけは確かなようだ。

本多圭(ほんだ・けい)

本多圭(ほんだ・けい)

芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリスト。

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最終更新:2020/05/19 09:24

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