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“信者”流出でサロン崩壊!? 箕輪厚介氏「反省してない」が一転して謝罪したワケ

「死ぬこと以外かすり傷」(マガジンハウス)

 「文春オンライン」で女性ライターへのセクハラ疑惑が報じられた幻冬舎の編集者・箕輪厚介氏が8日、自身の公式ツイッターで謝罪した。

 箕輪氏をめぐっては、元エイベックス社員の女性ライターに原稿執筆を依頼した際、セクハラまがいの言動があったと、5月に同サイトが報道。女性は書籍が完成間近で出版取りやめになり、原稿料が未払いであるとも訴えていた。

 これに対し、箕輪氏は先月20日、自身が主宰するオンラインサロンの会員向けページで動画を公開。「何がセクハラだよボケ」「反省していない」などと開き直り、それがまた「文春オンライン」で報じられ大炎上していた。

 そんな強気の姿勢を崩さなかった箕輪氏が8日、突然ツイッターを更新し「一連の問題で不快な思いをさせ申し訳ございません」と謝罪。「今回の件に対する自分なりのけじめ」として、テレビ番組などのへの出演自粛と、自ら立ち上げたビジネス書レーベル「NewsPicks Book」の編集長を退任した。

「死ぬこと以外かすり傷」と豪語していた箕輪氏だが、一転してこの神妙な姿勢はあまりに不自然だ。関係者によれば、同氏が態度を翻意した背景にあるのは、貴重な収入源であるオンラインサロンの会員離脱に歯止めがかからないからだという。

「サロンの月会費は5,940円で会員数は1,200人余り。単純計算でひと月約600万円の収入となり、年間だと7,200万円。1億円プレイヤーを豪語する箕輪氏の収入の7割以上をオンラインサロンが担っているわけです。そこが一連のセクハラ報道以降、会員の流出が止まらない。箕輪氏は顔面蒼白となり、ひどく落ち込んでいたそうです」(事情通)

 箕輪氏のオンラインサロンの会員は、例えるならば“信者”で、なんの疑いもなく同氏の言うことを信じる人が多かった。しかし、その“魔法”が解けてしまったわけだ。

「箕輪氏としては、“金のなる木”を失うことにもなるわけで、気が気ではないはず。そこでひとまず騒動を収めようと謝罪したわけですが、魔法が解けた人たちが再び戻るとは考えられません」とはスポーツ紙記者。稀代の敏腕編集者と称された男だったが、いまやネット上では「箕輪(笑)」とネタ扱いされる始末。一連のセクハラ報道は「かすり傷」では済まなかったようだ。

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最終更新:2020/06/11 15:11
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