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マスコミが戦々恐々!? プロ野球、神宮球場の「熱中症問題」ぼっ発か

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 6月19日に始まったプロ野球公式戦。無観客試合のため、球場内は異様な光景が広がっているが、その裏ではさまざまな「問題」が山積している。

「巨人対阪神の試合が行われた東京ドームでは、無観客試合にもかかわらず巨人の攻撃中にはチャンステーマが突然、爆音で流れ始め、しかも2パターン用意されていました(笑)。ホームチームは士気が上がっていいだろうが、敵チームからすればうるさい以外の何物でもないものでした」(スポーツ紙プロ野球デスク)

 いくらホームゲームとはいえ、半ば嫌がらせのような演出は勘弁してほしいといったところだろう。ヤクルトと中日が戦った神宮球場は、ラジオ、テレビブースからの実況がグラウンドまで聞こえたことで大問題に発展している。

「一番ビビっているのは各局のスポーツアナウンサーでしょう。何せ、昨今のトレンドは“絶叫系”実況で、さらにラジオの場合は守備体系、捕手の構えなどを事細かく実況する必要がある。ある局の中堅アナウンサーは別の放送局に声が入るほどの絶叫系で有名。今からスタイルを変えるなんて無理でしょうし、戦々恐々としているでしょうね」(テレビ局スポーツ番組スタッフ)

 さらに、神宮球場の場合は構造上の理由があって取材するマスコミは頭を抱える状況がある。

「普段はバックネット下にある記者席で取材するのですが、いわゆる“3密”が成立するほど狭く、空気の入れ替えもできないので、少なくとも無観客試合中は2階の客席を取材席に割り当てた。ただ、そこは多少の日よけこそできますが、雨が降ればそのまま入ってきますし、涼む場所もありません。梅雨とはいえ、湿気もかなり高くなるなか、報道関係者の間では『熱中症になってしまうのでは』と怖がっている者は多い」(前出関係者)。

 イレギュラー開催のなか、報じられない問題はまだまだありそうだ。

日刊サイゾー

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にっかんさいぞー

最終更新:2020/06/24 12:05
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