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西野七瀬から学ぶ「愛され力」…『アンサング・シンデレラ』ウザいけど憎めない役柄がハマってる

文=早乙女りこ(さおとめ・りこ)

『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』公式サイトより

 石原さとみ主演のドラマ『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(フジテレビ系)が現在放送中だ。石原演じる主人公・葵みどりや田中圭演じるツンデレ上司・瀬野章吾など個性豊かなキャラクターたちが集まる中、一際注目を集めているのが、元乃木坂46の西野七瀬演じる新人薬剤師・相原くるみだ。

 くるみは、大学を卒業して萬津総合病院の薬剤部に入ったばかりの新人薬剤師。上司の前で「合わなかったら辞めます」と笑顔で言ったり、見るからに歩きにくそうな靴を職場に履いてきたりと、典型的な“ゆとり”といっても過言ではない。しかしそんな自由な振る舞いをしても、彼女が薬剤部の先輩上司からにらまれることはない。それどころか、彼女がやりたいことを見つけると、周りは喜んで背中を押している。一体なぜなのだろうか。

 彼女が愛される理由、それは、ズバリ“無防備さ”だろう。誰に対しても物怖じせず、自分を取り繕うことがないくるみ。「合わなかったら辞める」という本音だけでなく喜怒哀楽の感情ですら隠さないため、わかりやすく、どこか周囲を安心させる雰囲気を持っている。自分を偽らないからこそ、その姿は無防備で、医療現場というサバンナを裸一貫で歩く小動物のようだ。

 そんな無防備な小動物を、薬剤部の皆は守らずにはいられないのだ。くるみががん治療認定薬剤師に興味があると言えば主任の刈谷奈緒子(桜井ユキ)は大量の参考書を渡し、一度服薬指導で失敗してしまった患者を「もう一度担当させてほしい」と懇願すれば、部長の販田聡子(真矢ミキ)は困った顔をしながらも力強く背中を押す。素直で純粋なくるみだからこそ、周囲に愛され、応援してもらえるのかもしれない。

 さらに、くるみの無防備で危なげな印象を助長しているのが、華奢な西野の立ち姿。演技について賛否はあるが、くるみ役には西野が適任なのではないだろうか。そんなくるみは、回を重ねるごとに薬剤師として成長している様子が垣間見える。残り3話、彼女はどんな活躍を見せてくれるのだろうか。

■番組情報
木曜ドラマ『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』
フジテレビ系/毎週木曜22:00~
出演:石原さとみ、田中圭、西野七瀬、真矢ミキ、成田凌、 桜井ユキ、井之脇海、
金澤美穂、迫田孝也、池田鉄洋、でんでん ほか
原作:荒井ママレ
脚本:黒岩勉
演出:田中亮、相沢秀幸
音楽:信澤宣明
プロデュース:野田悠介
制作著作:フジテレビ第一制作室
公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/unsung/

早乙女りこ(さおとめ・りこ)

早乙女りこ(さおとめ・りこ)

東京生まれ神奈川育ちのフリーライター。映画・ドラマはジャンル問わず幅広く鑑賞しており、物語の展開を予想したり、役者の演技を複数作品で見比べたりすることが趣味。

最終更新:2020/09/02 12:30

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