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阪神・藤浪晋太郎、“2軍飼い殺し”にライバル球界の関係者が薄ら笑い「選手生命を潰したいのか」

阪神タイガース・藤浪晋太郎

 セ・リーグ2位ながら、1位の巨人までおよそ10ゲーム差をつけられたプロ野球、阪神タイガース。今やファンの関心事は逆転優勝よりも先日、11失点で降板、再び2軍調整を命じられた藤浪晋太郎投手の去就だろう。

 9月20日、中日ドラゴンズとの2軍戦では7回を投げて5安打3四球14三振を奪う好投をみせた。もっとも、本人は試合後「まぐれの三振が多かった」と謙遜しているが……。

 藤浪を見守っているライバル球団の関係者は「あれだけ真っすぐを投げられるのなら、2軍では無双ですね。そんなことはチーム内はもちろん、ファンだってわかり切っていることなのに、矢野燿大監督はどうして2軍再調整を命じているのか理解できない。これでは、6月の開幕前に遅刻を理由に懲罰で2軍降格を命じた時と一緒。もはや選手生命を潰したいのかと思ってしまう」と薄ら笑いを浮かべていた。

 金本知憲監督時代から、藤浪は1軍の試合で161球を投げさせられるなど、何かと憂き目に遭っており、不遇の時代は今に始まったことではない。今シーズンは新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて120試合制で行われており、各球団は80試合前後を消化。シーズンの3分の2が終わったことで、今後は来年に向けた戦力編成に入るタイミングでもある。

 別のプロ野球関係者も「藤浪は自分でトレードを球団に訴えるべき。そうでなければ、現役を終えるまでずっとこんな不遇は続きますよ。それが認められるかは球団次第ですが、彼の能力を買っている球団はまだまだ多いと聞いています」と話す。

 素早い判断をしなければ本人、球団双方が損することになりかねない。

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最終更新:2020/09/25 11:00
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