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坂上忍、バイキングで石田純一の映画監督デビューをあざ笑う…「僕はノーコメント」

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坂上忍

 11日放送のフジテレビ『バイキングMORE』(月~金曜前11・55)で俳優の石田純一(66)が週刊誌「女性セブン」(小学館)の取材で「映画監督デビュー」プランを明かしたことを取り上げたのだが、出演者からはそれを小バカにする空気が流れていた。

 番組では、すでに出演オファーを受けている石田の息子で俳優のいしだ壱成(45)に、独自インタビュー。壱成によると、台本は第一項は完成済み。題材は一時期韓国が破棄を通告して問題となった軍事情報包括保護協定(GSOMIA)、セリフ回しはバイデン氏を連想させるように心がけているとのこと。

 これを聞いたMCの俳優坂上忍(53)は「これ映画監督やりたいっていうより、またなんか政治家になろうとしてるとかそういうのはないの?」と2016年に東京都知事選へ出馬騒動を起こした石田に疑念を抱いている様子を見せた。

 さらに、「ブルースリー主演映画『死亡遊戯』のようなちょっと哲学的な政治経済の世界に対して思うことを、セリフとしてちりばめられているような映画になる」と聞くと坂上は、「えっと……」と困惑した表情で「僕はノーコメントなんで矢作君どーぞ」とコメントを振った。おぎやはぎの矢作兼(49)が「なんでコメントしないんですか!」と突っ込むと坂上は「どーすんだよこれ」とスケールの大きすぎる石田の映画監督プランを笑った。

 一方、インタビューに応じた壱成も初監督作品を制作中で、脚本が「聖者の行進」などでタッグを組んだ野島伸司氏、美術衣装はアカデミー衣装デザイン賞を受賞しているワダエミ氏、この二人と交渉中であることを明かした。

 坂上はこの「交渉中」に引っかかったのだろうか、不敵な笑みを浮かべると「僕はノーコメントなんで矢作君」とまたもや矢作に話を振った。矢作は「何でコメント言わないの」と突っ込みつつも「すごいビックネームが出てくるね。そういう交渉が優れた二人だから、まんざらね“嘘だろ”とも言えない部分はあんのよ」とコメント。

 坂上は「でもずっと半笑いで聞いてたじゃん」と指摘すると、矢作は狼狽しつつ「いやだからそりゃ基本的には無理よ」と本音を吐露。続けて「だけど、いかにも石田さんの映画(プラン)見てると難しいじゃない、でもみんなが失敗するだろと言ったものがヒットするものだからね」とフォーローを入れた。

 そして、おぎやはぎ小木も純一について「人付き合いも大事にして来たわけだし、こういう時に助けて貰えそう」と応援するコメントをした。しかし、問題だったのは次の発言で「いしだ壱成さんのドラマも共演者役者さんもみんな(助けて貰えば)、たとえば伊勢谷友介とか沢尻エリカとかピエール滝さん、お仲間をね」と壱成が薬物所持で逮捕されていることから薬物の逮捕歴がある人の名前を出して“お仲間”と揶揄した。矢作は「良い役者ばっかだな」感心したように発言し小木が「薬物やる人はみんな良い役者」と繰り返すとフジテレビアナウンサーの伊藤利尋アナ(48)の「黙って!黙って!」という怒号が飛んだ。

 石田親子の映画監督への挑戦をひとしきりあざ笑った後、坂上は「僕は壱成君応援していますから」と今更良いことを言い「お父さんは応援しなくても自力でやれる人ですから」と純一に関して最後まで突き放すスタンスを取った。

 純一に関して取り上げることが多い同番組だが、今回は『バイキング』らしい性格の悪さの出た特集だった。

最終更新:2020/11/12 13:02
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