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第7世代に違和感を覚えるスタッフ増加中 お笑いブーム延命のカギは“中堅芸人とのハイブリッド”

文=日刊サイゾー

第7世代に違和感を覚えるスタッフ増加中 お笑いブーム延命のカギは中堅芸人とのハイブリッドの画像1
『有吉の壁』公式サイトより

 バラエティ界を席巻するお笑い第7世代。霜降り明星、四千頭身、EXITらの売れっ子に引っ張られるように、ネタ番組も人気だ。しかし、テレビに現場では、第7世代に対する違和感を覚えるスタッフもいるという。

「スター性もあって、人気があるのはわかるんですが、“本当におもしろいのか?”と疑問を持っているバラエティ番組のスタッフも多い。“とりあえず、若い世代に人気があるらしいから使っている”という番組も少なくないと思います」(制作会社関係者)

 若手時代に頭角を現し、そのまま大物となった過去の芸人たちと第7世代は、少々異なる存在だという。古くからバラエティ番組に携わる構成作家はこう話す。

「第3世代と呼ばれたダウンタウンやウッチャンナンチャン、そしてとんねるずは、カリスマ性もあって、ゴールデンタイムでそれぞれが冠番組を持っていました。その一つ下の世代であるナインティナインも『めちゃイケ』というホームがあり、番組そのものが高く支持されていました。しかし、第7世代はそれぞれの芸人がゴールデンで冠番組を持てるほどではなく、小粒感は否めない。集団では勢いがあっても、単体ではそれほどでもないんです。第3世代やナイナイと同じようなものではないと思いますね」

 そういった空気が漂う中、バラエティ番組では必ずしも第7世代だけに頼らないスタイルが広まっている。

「たとえば、フジテレビ系『ネタパレ』は第7世代の芸人が多数出演していますが、同時に『大宮ラクーンよしもと劇場』に出演している、“大宮セブン”と呼ばれる芸人たちをプッシュしている。大宮セブンは、第7世代よりも芸歴が長い分“いぶし銀”の雰囲気を持つ芸人たちで、フレッシュさとは対局にあります。ある種、第7世代ブームに対するアンチテーゼですよね。

 日本テレビ系『有吉の壁』も、人気がある第7世代の芸人たちと一緒に、とにかく明るい安村、シソンヌ、タイムマシーン3号、さらば青春の光といった上の世代の芸人たちを積極的に出している。第7世代だけに頼っていると単なるブームで終わってしまいかねないところを、キャリアのある中堅芸人をフィーチャーすることで、番組に幅を持たせているという感じでしょう」(同)

 2000年代には『エンタの神様』(日本テレビ系)、『爆笑レッドカーペット』(フジテレビ系)などを中心にネタ番組ブームが到来。多くの芸人がブレイクしたが、人気は持続できなかった。

「前回のお笑いブームでは、“流行りの芸人”ばかりで構成される番組が多かった。瞬間最大風速は叩き出せても、それでは人気が長続きしないんですよね。第7世代だけをフィーチャーしていたら、おそらく同じ結果になってしまうでしょう。バラエティ番組のスタッフたちも、お笑い人気を続かせたいわけで、そのためにも第7世代とそれ以外の芸人を上手くブレンドさせているということなんです」(同)

 現在のお笑い人気は第7世代が目立っているが、それだけでは終わらない仕組みの上に成り立っているといえそう。意外と息の長いお笑いブームとなるかもしれない。

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最終更新:2020/11/25 08:00

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