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YouTube Gaming年間総再生時間1,000億時間超え!世界で一番人気は根強いあのゲーム、2010億視聴を記録

最も視聴されたゲームは……


 今回の発表によると、現在4,000万を超えるアクティブなゲームチャンネルがあり、世界中で年間1,000億時間以上のゲームコンテンツがYouTubeで視聴されているという。この数字から、ゲーム実況をはじめとするゲームジャンル動画が完全に1つの文化として定着していることがわかる。もちろん、生配信(ライブストリーミング)もゲームジャンルは好調だ。

 ゲームのライブストリームの総再生時間は、100億時間以上に達しているとも発表している。この数字を支えているのは、『フォートナイト』のプレミアムイベントをはじめ、日本でも本格的に定着の兆しがあるeスポーツイベントが挙げられる。

 今年のeスポーツイベントは、オフラインでの開催がほとんど実施できず、オンラインへの移行が早期に行われた。ベースがゲームであることもあってオンライン視聴は受け入れられ、この数字を支える結果になっているのだろう。

 一方、人気のゲームはどういったものか? 発表によると、

●2020年に最も視聴されたゲーム動画
 ・マインクラフト:2,010億視聴
 ・Roblox:750億視聴
 ・Garena Free Fire:720億視聴
 ・グランド・セフト・オートV:700億視聴
 ・フォートナイト:670億視聴

●2020年に視聴されたゲーム(ライブストリーミング)
 ・マインクラフト
 ・Garena Free Fire
 ・フォートナイト
 ・グランド・セフト・オートV
 ・PUBG Mobile

 となっている。

『マインクラフト』が1ケタ違う数字でしかも2,000億視聴を超えている。このゲームは2011年11月に正式リリースされ、現在では家庭用ゲーム機やスマホなどプレイできないプラットフォームがないぐらいだ。グラフィックは最先端の超美麗3Dグラフィックというわけではないが、ブロック状の世界を探索して、構造物や装備品を作る(クラフト)飽くなき探究がプレイヤーの個性を生み、それが動画コンテンツにマッチしたということだ。

『Roblox(ロブロックス)』は日本では馴染みのない名前だが、アメリカなどでは子どもたちに人気のゲーム。ユーザーが独自のゲームを作って共有したり、他のユーザーが作成したゲームをオンライン上でプレイできるプラットフォーム。作成できるゲームは幅広く、RPGやシミュレーションからレースゲームまで多彩なことも魅力。まさに、動画コンテンツに向いたゲームだ。

 Robloxに肉薄している『Garena Free Fire』は、バトルロイヤルゲームだ。日本で同ジャンルの人気タイトルと言えば『PUBG』や『荒野行動』などだが、グローバルではこちらのタイトルが支持されている。

 2020年日本の急上昇ランキングでは5位につけた『あつまれ どうぶつの森』だが、グローバルの動画やライブストリーミングではランクインしていない。こういったことからも、いかに『マインクラフト』の数字がケタ外れなのかがわかるだろう。いまだ新型コロナウイルスの収束が見えない現在、2021年も「ゲーム×動画」は人気を維持しそうだ。

最終更新:2020/12/16 08:00
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