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小倉智昭にフジテレビがついに引導! 『とくダネ!』終了の舞台裏

小倉智昭にフジテレビがついに引導! 『とくダネ!』終了の舞台裏の画像1
フジテレビ「とくダネ!」ウェブサイトより

 小倉智昭が司会を務める、フジテレビ系の情報番組『情報プレゼンター とくダネ!』が3月26日をもって、22年に及ぶ歴史に終止符を打つことが明らかになった。

 2018年に膀胱がんを患った小倉は現在73歳と高齢。これまで失言も多く、もっと早く番組が終わっていてもおかしくなかったが、ここまで長く続いたのはフジの温情といってもよさそうだ。

 1999年にスタートした同番組は開始当初こそ苦戦したものの、01年あたりから視聴率を上げていき、同時間帯の横並びトップに立ち、我が世の春を謳歌した時期もあった。しかし、後発の『あさイチ』(NHK総合)や『モーニングバード』(現在の『羽鳥慎一モーニングショー』の枠、テレビ朝日系)に抜かれ、『スッキリ!』(日本テレビ系)に負ける日も多くなっていた。

「視聴率が同時間帯で独走状態だった時期もあり、フジも恩恵を受けました。小倉の功績を考えると、なかなか打ち切れなかったのが実状でしょう。小倉もがんを患ってでも執念で続けてきましたが、もはや“過去の番組”で新旧交代が必要。昨夏には小倉に伝えられたようで、『どうしても東京五輪までは続けたい』とゴネたそうですが、コロナ禍により、広告収入が大幅に減り、小倉の高額なギャラを払う余裕はなくなったということでしょう。視聴率も悪く、CMも減っているのに、年間で億単位と言われる小倉のギャラなんて、もう払えませんよ。ギャラもリーズナブルな若い司会者に代えてコストカットするのが賢明です」(テレビ局関係者)

 ちなみに8日金曜の各局の同時間帯視聴率は、『モーニングショー』が12.0%(ビデオリサーチ調べの世帯平均視聴率、関東地区・以下同)、『あさイチ』が9.8%、『スッキリ』が7.5%、『とくダネ!』が6.4%、『グッとラック!』(TBS系)が2.5%で、全局で4位。小倉の高いギャラを考慮すると、これではとてもペイできない。

『モーニングショー』や『あさイチ』に追いつくのは容易ではないだろうが、新番組には、せめて水卜麻美アナが卒業する『スッキリ』とは逆転を図りたいところだろう。

最終更新:2021/01/16 17:00
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