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森喜朗の女性蔑視発言で三原じゅん子が存在感 ダンマリ野田聖子との違い

文=日刊サイゾー編集部(@cyzo

森喜朗の女性蔑視発言で三原じゅん子が存在感 ダンマリ野田聖子との違いの画像1
写真/GettyImagesより

 91%――。

 言うまでもなく、森喜朗・五輪組織委員会会長(83)の発言に「問題あり」と答えた人の割合である(2月5~7日実施の読売新聞世論調査)。

 森氏は2月3日、JOC(日本オリンピック委員会)の臨時評議員会で「女性理事を4割というのは文科省がうるさく言うんですね。だけど女性がたくさん入っている理事会は時間がかかります」と発言。

 五輪憲章はあらゆる種類の差別を禁止し、男女平等の原則の完全実施をうたっており、発言はそれに真っ向から反する。当然、世間から猛バッシングを受けることになったことは記憶に新しい。

 そんな森氏は翌4日、火消しのために釈明会見を開いたまではよかったが、TBSラジオ記者の厳しい追及に「面白おかしくしたいから聞いてるんだろ!」と逆ギレ。かえって火に油を投下したのだった。

 ところがIOC(国際オリンピック委員会)が「森会長は謝罪した。決着した」と声明を出し、菅義偉首相も国会答弁で森氏の進退への言及を避けた。森氏が会長職を辞することはなさそうなのだ。

 ベテラン記者が呆れて言う。

「森氏といえば総理時代、内閣支持率が9%と歴代最低をマークしながらも、なかなか辞めなかった御仁。在任中、『日本の国、まさに天皇を中心としている神の国』と語った『神の国発言』をしたように、口を滑らせる傾向があるのはわかりきっていた。JOCでの発言の前日の自民党会合の席では、『(聖火ランナーの)タレントは田んぼを走ったらいい』とも言っています。”座談の名手”と呼ばれ、リップサービスが過ぎるところがあり、自身に悪意はないのです。『ノミの心臓』とか、名前の読み方からシンキロウなどと叩かれまくってきた経験があるので、世間の反発など意に介さないでしょう」

 組織委会長の進退は、同委理事会で決まるが、そこでも辞任論は皆無。なぜなのか。
五輪担当記者が解説する。

「IOCのバッハ会長らとの強力なパイプがあるためです。2019年10月、マラソン・競歩会場を東京から札幌に移転する決断を、IOC側が最初に伝えたのは、主催者である東京都ではなく森氏に対してでした。IOCメンバーには、世界のメダリストだけでなく王族も入り、一筋縄ではいかない集団。そこと対峙していくには、長年スポーツ界に君臨してきた森氏の存在が不可欠なのです。また担当記者を大切にすることで知られ、釈明会見の前後には、懇意にしている記者に『独占インタビュー』をセットしています。近くにいる人ほど、森氏をかばう傾向があります」

 ただし組織委や政府は、女性選手がボイコットを始めないかを懸念している。

 カナダのIOCの女性委員は「この人、朝食会場で必ず問い詰める。東京で会いましょう」とツイート。新型コロナどころか、森氏の発言によって五輪開催が危ぶまれることになれば、さすがにクビをすげ替えるしかない。

 そうした中、政府から唯一、声を上げて存在感を示しているのが、三原じゅん子・厚生労働副大臣だ。

「森氏が釈明会見をした2月4日夜、『なんて不愉快。』とだけツイート。森氏について言及したわけではありませんが、閣内にいる以上、これが精一杯でしょう。森氏の出身派閥・清和研所属の、丸川珠代氏、稲田朋美氏や、森氏にかわいがられてきた野田聖子氏らがダンマリを決め込んでいるのとは大違いです。子宮頸がんの闘病を経て、女優業を投げうって政治家となっただけに腹が据わったところを見せました」(政治部デスク)

 二階俊博幹事長、麻生太郎財務相ら、「後期高齢者」がいまだに跋扈する日本政治。「昭和オジサン」を一掃しないことには、世界のお笑い者になるばかりだ。

最終更新:2021/02/09 20:00

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