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菅義偉首相の長男”嘘答弁”証拠音声に文春の新たな切り札はあるのか

文=元木昌彦(もとき・まさひこ)

またも自民党議員がコロナ禍で女性と夜遊び

 さて、この親にしてこの子ありである。

 またまた自民党の衆院議員が若い愛人と夜な夜な遊び歩いていたことが文春で報じられ、離党する羽目になった。

 悪名高い「魔の三回生」の一人、白須賀貴樹議員(45)である。この議員、これまでも当て逃げ事故を起こしたり、秘書らが他の候補者のポスターをはがしたりしていたが、極め付きは、IR汚職で起訴された秋元司衆院議員と同じように、中国企業からマカオ旅行接待時に現金100万円を受け取っていたことが発覚して、地元事務所が家宅捜索を受けている。

 そのため、地元県議9人によって、次の衆院選では別の候補を擁立すべしと、県連に嘆願書が提出されているのである。

 “札付き”といってもいいこの議員、2月10日に、若い女性をマンションに迎えに行き、彼女と連れ立って赤坂のフレンチレストランへ。その後麻布十番の雑居ビルへと入り、午後10時ごろ出てきて、自宅マンションへ帰ったという。

 白須賀議員の相手の女性は、この雑居ビルにある会員制の高級ラウンジのホステスで、食事の後に同伴出勤していたそうだ。白須賀はかなり前に離婚しているが、地元にも説明していないという。

 彼女には「夜の仕事をやめてほしい」といっているようだが、彼女にはその気はなく、そのことでよくケンカになるという。

 1月には自民党の松本純ら3議員や公明党の遠山清彦議員の「夜遊び」が発覚して、離党や議員辞職しているのに、性懲りもなく遊び歩く議員が後を絶たないのは、菅政権のタガが緩んでいるとしか思えない。

 ところで、作家の塩野七生(イタリア在住)が文藝春秋3月号で、イタリアのコロナ事情をこう書いている。

「コロナがまだ第一波であった頃は、ステイホームを強いられた人々は家のバルコニーに出て歌い、隣り近所もともに唱和したりする光景が見られたものだった。それが、一年が過ぎようとしている今、全く見られない。

 イタリア人の心の中から、連帯感が失われてしまったのだ。その中で、夫による妻殺しや息子による親殺しが激増している。不安は、簡単に怒りに変わる。精神の荒廃化は、これまた簡単に、行動の暴力化に向かう。そうなってはもはや、コロナ退治と経済の再興の両立、などと言ってはいられなくなる。

 待っているのは、いずれも中途半端のままでずるずると落ちていくだけ」

 菅首相は、拙速でもワクチン接種を始めて劇的にコロナ感染が抑えられ、五輪開催、解散総選挙をと夢見ているのだろうが、地方の知事たちがしびれを切らして、早く中止を発表せよという声が出てきている。

「島根県の丸山達也知事が東京五輪の聖火リレーを中止する意向を表明したのを受け、中国地方の他の4県知事は17日、丸山知事の心情に一定の理解を示した」(中国新聞デジタル2/18(木) 7:51配信)

 ようやく医療従事者へのワクチン接種が始まったが、テレビで見る限りは、人数は多くないようである。

 このペースで大丈夫なのか? そう思っていたら、週刊朝日によると、「国民に確実に供給できるのは2月12日にファイザー社から成田空港に届けられた第1便の約20万人分だけで、それ以降は不透明です」(政府関係者)。つまり、菅政権はワクチン確保に失敗したため、これからどれだけ入荷するのか分からないというのである。

 なぜなら、日本が結んだ契約は供給期限や供給量などの大枠しか定められていないから、6月末までに全国民分を確保することなどとても無理なのだそうだ。

 当初は確かに、ファイザーとは6月末までに1億2千万回分という条件だったが、欧州やアメリカが輸出に難色を示したため、ファイザー側から「厳しい」といわれ、1月20日に合意したのは「年内に1億4400万回分」と、時期を半年も後ろにされてしまったというのだ。

 これでは、各自治体から「ワクチンがどれだけ確保できるか分からなければ、準備を進められない」と苦情が出るのももっともだ。この報道通りだと、日本は“ワクチン確保戦争”でも敗北必死のようだ。新聞、テレビはこのことについて何も報じないが、早急に厚労省や河野担当大臣から事実を聞き出し、国民に知らせる義務があるはずだ。

 そう思っていたら、日曜日に河野大臣がNHKの『日曜討論』に出て、ワクチンの数が少ないといい出した。

 この分ではだいぶずれ込むことになるそうだ。他のテレビにも出ていたが、河野の顔は何やら柔和であった。

 これで東京五輪は完全に不可能になった。菅の最後の頼みさえ潰えた、否、潰えさせたということが、その表情に出ているような気が、私にはしたのだが。

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