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爆笑問題太田光、田中の代理MCで評価を上げる 第2の黄金期到来も?

文=田井じゅん(エンタメウォッチャー)

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爆笑問題

 今年1月にくも膜下出血、脳梗塞で緊急搬送された爆笑問題の田中裕二が、約1カ月の療養を経て、仕事復帰を果たした。特に後遺症もなく、変わりない姿を見せる田中の一方で、相方の太田光については、“この期間で変わった”との声も聞こえてくる。

「太田は田中の療養中、『秘密のケンミンSHOW 極』(日本テレビ系)や『熱闘!Mリーグ』(テレビ朝日系)に代理MCとして出演しましたが、いずれもいい意味で“普通”でした。コンビで出演している場合、太田さんは暴走気味になってしまうことも多かったんですが、代理MCではそんなことはなかった。もちろん、自分の持ち味を出しつつではあるものの、しっかりMCをこなしていたんです。 “太田さんが意外とMCができるみたいだぞ”と業界内では噂になっていましたね」(制作会社関係者)

 2000年代後半には民放各局のゴールデンタイムに爆笑問題の冠番組が並んでいた時期もあったが、最近は減少気味。その人気も失速していると囁かれることも多い。

「コンビの仕事が減って、それぞれピンでやる仕事が増えたのもあるんですが、“爆笑問題のピークをは過ぎた”というのが業界内の認識で間違いないと思います。時に太田さんの制御が効かなくなることが多く、敬遠するスタッフもいますしね。その暴走っぷりが、太田さんの“かわいげ”でもありますが、メインMCとして置いておくにはちょっと心配な部分があるという認識でした」(バラエティ番組関係者)

 しかし、今回代理MCを務めたことで、太田の評価が変化したというわけだ。

「太田さんも年齢を重ねて、かなり丸くなってきたんだと思います。ちゃんとスタッフの言った通りに進行ができるようになってきて、“これなら使いやすい”という印象を与えました。ここ数年は、年に1~2回出ているネタ番組でも、あまり脱線しなくなって、ちゃんとネタを披露するようになってきていますし、やっとここにきてテレビにフィットする芸人になってきている。そう考えると、むしろここからテレビの仕事を増やすという可能性もあると思います」(前出・制作会社関係者)

 ピークアウトしたかと思われていたが、まさかのハプニングで再評価される爆笑問題。第2の黄金期が訪れるかもしれない。

田井じゅん(エンタメウォッチャー)

田井じゅん(エンタメウォッチャー)

1985年生まれ。神奈川県出身。専門学校在学中より、ミニコミ誌やフリーペーパーなどでライター活動を開始。一般企業への就職を経て、週刊誌の芸能記者に転身。アイドル業界や音楽業界を中心に、その裏側を取材中。

最終更新:2021/03/09 15:00

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