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石橋貴明、唯一のレギュラー番組終了! それでもテレビで“生き残れる”理由とは

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フジテレビ『石橋、薪を焚べる』公式サイトより

 お笑いコンビ、とんねるずの石橋貴明が唯一地上波テレビ局でレギュラー出演する『石橋、薪を焚べる』(フジテレビ系)が3月23日の放送を最後に終了することが判明した。現在はユーチューバーとして公式番組『貴ちゃんねるず』が好調な石橋だが、地上波のテレビ番組からその姿をほとんど消すことになる。

『石橋、薪を焚べる』は石橋が毎回、多種多様なゲストを迎えてたき火の前で本音に迫るトークバラエティー。石橋の人脈を生かしたキャスティングはもちろん、あまりテレビ番組に出ないその道の達人が突如出演し、話題となった。公式ツイッターでは「いつかまた、チーム石橋貴明で皆さまに喜んでいただける番組をお届けできたらと思っております」と綴っている。

 同局関係者は「番組はいわゆるノースポンサーで、スポットCMばかり。制作費もかなり安価で長年『みんさんのおかげです』シリーズでフジテレビに貢献したことで、石橋への餞別ともいうべき番組でした。系列局も最大10局がネットするなど、じわじわ浸透していましたが、テレビ局はどこも新型コロナウイルス感染拡大の影響で減収減益が著しく、今回の番組打ち切りは昔のよしみだけで抱えるのは困難になってきたというわけです。世代交代も進んでおり、今後、石橋が再び地上波で冠番組を構えるのは厳しいと思います」と話す。

 そんな石橋は、今後はどこに活路を見つければいいのか。YouTube番組の評価は高いが、噂されているのはコラボレーションとBS、CS波への進出だという。

「YouTubeチャンネル『貴ちゃんねるず』はまだ、ほかのYouTubeチャンネルとのコラボをしていませんよね。石橋さんの知名度が高いので、そこまでやらなくてもここまで順調にやれていたのだと思いますが、次世代のタレントやユーチューバー、役者と交わることができれば、新たな化学反応を見ることができるかもしれない。BS、CS波はとんねるずが好きだった世代の視聴者が多いので、コンセプトに合った番組制作をすることが可能です。3月末に打ち切られる番組も、例えば系列のBSフジ、CSのフジテレビONE、TWO、ネクストのチャンネルなら、まだまだ需要はありそうです」

 石橋のYouTubeチャンネル登録者数はおよそ150万人。ファンは多いだけに展開次第でまだまだ再起することは可能だろう。

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2021/03/24 17:00
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