日刊サイゾー トップ > カルチャー  > 「シン・エヴァ」は「父看取り」の物語

「シン・エヴァ」は「父看取り」の物語―絶対的権威はもういらない? エンタメ界に流行する「父殺し」の消失

「シン・エヴァ」は「父看取り」の物語―絶対的権威はもういらない? エンタメ界に流行する「父殺し」の消失の画像1
シン・エヴァンゲリオン 劇場版:||』ウェブサイトより

 心情描写や世界観で数多の人を虜にし、語られ続けてきた「エヴァンゲリオン」シリーズ。2度の上映延期を経て公開し、シリーズ25年の歴史に終止符を打った『シン・エヴァンゲリオン劇場版』(以下『シン・エヴァ』)が、興行収入74億円を記録し100億円にも届くのではないか、とも言われている。

 2021年3月8日の『シン・エヴァンゲリオン劇場版』公開から、1カ月が経過し、制作サイドが要請していた「ネタバレ禁止」は解禁へシフト。ネット上ではさまざまな意見や考察が飛び交っている。

 今回は「産業医が見る過労自殺企業の内側」(集英社新書)などの著書がある社会医学系専門医・指導医の大室正志氏に、エディプスコンプレックスの構図から観た同作について語ってもらった。

※次ページからネタに関する内容が含まれます。

123
ページ上部へ戻る

配給映画

トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • twitter
  • feed