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波瑠、月9『ナイト・ドクター』にも出演! ヒット作がなくても“使いやすい”女優である納得の理由

波瑠(@06_haru_17)

 波瑠が主演を務める月9ドラマ『ナイト・ドクター』(フジテレビ系)が6月21日にスタートした。波瑠にとって今作は、月9初出演にして初主演となる。

 2015年度後期のNHK連続テレビ小説『あさが来た』で主演を務めてから、順調にキャリアを積んでいる波瑠。2017年以降は、毎年1~2本程度の連続ドラマで主演を張っている。しかし、業界内での波瑠の評価は決して高くないという。

「主演作こそ多いものの、大ヒットした作品はなく、代表作と呼ぶべきものもない。際立った個性があるわけでもなく、演技力に定評があるわけでもないんですよね『どうして波瑠があんなに主演をするのだろうか』という声も多いです」(芸能事務所関係者)

 そんな波瑠が多くの作品で主演を務める理由について、あるドラマ関係者はこう分析する。

「まず、波瑠さんの場合、“代表作がない”というのが功を奏している。決まった役柄のイメージが定着していないので、いろいろな役をオファーしやすいんですね。さらに、波瑠さん本人もそこまでこだわりが強いタイプではなく、どんな脚本でも文句なく演じてくれるそうです。そういう意味では“使いやすい女優”なのでしょう」

 また、ほかの同世代の主演クラスの女優に比べて、ギャラがリーズナブルだとの説も。

「“朝ドラ女優”という大きな肩書がある割に、ほかの女優に比べてそんなにギャラも高くないとも言われています。朝ドラ女優をキャスティングしておけば、スポンサーも納得させられるというのも大きいでしょう」(同)

 さまざまな条件面で“使いやすい”女優と言えそうな波瑠。だからこそ、いろいろな仕事が舞い込んできやすいのだ。

「正直言って、波瑠さんを主演の第1候補にするケースはそんなに多くはないでしょう。でも、つねに第2候補、第3候補に入ってるのが波瑠さん。だから、ほかの女優に主演をオファーしたものの、スケジュールなどの条件面で折り合いがつかずに断られたとき、波瑠さんに回ってくることも多いのでは。言葉は悪いですが、いい意味で“便利屋”なのかもしれませんね。でも、こういう女優さんは絶対に業界に必要で、ずっと長く仕事を続けられるタイプだと思います」(同)

 だからこそ仕事が途切れない波瑠。気がついたら、同世代のトップ女優となっていた……なんてこともありそうだ。

手山足実(ジャーナリスト)

出版業界歴20年超のベテランジャーナリスト。新聞、週刊誌、カルチャー誌、ギャンブル誌、ファンクラブ会報、企業パンフレット、オウンドメディア、広告など、あらゆる媒体に執筆。趣味はペットの動画を見ること、有名人の出没スポットパトロール。

てやまあしみ

最終更新:2021/06/24 19:00
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