日刊サイゾー トップ > カルチャー > アニメ・ゲーム  > 日テレ『アーヤと魔女』でジブリとの蜜月終了?

『アーヤと魔女』でジブリとの蜜月終了?日テレ「細田守完推し」に完全移行か

文=大山ユースケ(おおやま・ゆーすけ)

『アーヤと魔女』でジブリとの蜜月終了?日テレ「細田守完推し」に完全移行かの画像1
写真/GettyImagesより

 スタジオジブリ史上初の3DCGによるアニメーション作品『アーヤと魔女』の前評判が芳しくない。

 本作の劇場公開は緊急事態宣言などの影響で、4月から8月に延期となっているが、ジブリ映画では史上初めて、劇場公開に先んじてテレビ放送された。原作は『ハウルの動く城』の作者として有名なダイアナ・ウィン・ジョーンズ。宮崎駿監督も企画として本作に参加しているのだが……。

「監督を務める宮崎jr.の宮崎吾朗監督は、これまでのジブリ作品『ゲド戦記』『コクリコ坂から』がいずれも映画ファンから駄作認定されてしまっています。『アーヤと魔女』はジブリ美術館でも鑑賞できるのですが、評価は散々でネット検索すると『つまらない』『ひどい』がセカンドキーワードに出てくるほど。幼い頃から孤児院で育ったアーヤがある日、奇妙な家に引き取られ、そこで『意地悪な魔女』と『怒ると怖い謎の男』と暮らすストーリーと聞くと、引き取られた子供が新天地での苦悩・葛藤を通じて自分のわがままな性格を改めて立派に成長する物語と思いがちですが、まったく成長しないまま終わるところがこれまでのジブリ作品らしくないため、敬遠されているようです」(映画ライター)

 また、ジブリ作品はこれまで日本テレビががっちりサポートしていたが、今作はNHKが製作に名を連ねている。NHKでは以前にも、ドワンゴとの共同制作で、吾朗氏が監督を務めた『山賊の娘ローニャ』もあり3DCGに挑戦。だが、ジブリクオリティの作画を期待するファンからは、評判が良くなった。

「『となりのトトロ』『千と千尋の神隠し』『崖の上のポニョ』『天空の城ラピュタ』など、何度再放送しても視聴率2桁を記録するジブリ作品は、日テレとしても重要コンテンツであることは間違いない。しかし、宮崎駿氏は高齢となり毎回『最後の監督作』と煽っている状態。加えて、駄作続きの吾朗氏と組む気はない日テレからしても、ジブリとの蜜月関係はすでに冷え込んでいると言っていい。

 ジブリにしてみれば、これまでの21作品をすでに日本・アメリカ・カナダを除いてNETFLIXで世界約190カ国に配信しており、このまま日テレを切って日本での配信も解禁すれば、莫大な利益が上がることは明らか。

 逆に、『Hulu』を持つ日テレとしては、もしそうなれば裏切られたも同然です。かねてから、“NEXT宮崎駿”と見込んで細田作品の制作を手掛けてきた日テレとしては、“細田守監督押し”がより加速しています」(テレビ関係者)

 そんな日テレは『アーヤ』の前評判を聞き、胸を撫で下ろしているかもしれない。

大山ユースケ(おおやま・ゆーすけ)

大山ユースケ(おおやま・ゆーすけ)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

最終更新:2021/06/30 06:00

『アーヤと魔女』でジブリとの蜜月終了?日テレ「細田守完推し」に完全移行かのページです。日刊サイゾー芸能最新情報のほか、ジャニーズ/AKB48/アイドル/タレント/お笑い芸人のゴシップや芸能界の裏話・噂をお届けします。その他スポーツニュース、サブカルチャーネタ、連載コラムドラマレビューインタビュー中韓など社会系の話題も充実。芸能人のニュースまとめなら日刊サイゾーへ!

ページ上部へ戻る

人気連載すべて見る

元木昌彦の『週刊誌スクープ大賞』

「週刊現代」「FRIDAY」の編集長を歴任した"伝説の編集者"元木昌彦による週刊誌レビュー

“キング・オブ・アウトロー”瓜田純士、かく語りき

“キング・オブ・アウトロー”瓜田純士の最新情報をお届け! 嫁・麗子も時々登場。

テレビウォッチャー・飲用てれびの『テレビ日記』

テレビの気になる発言から、世相を斬る!

じゃまおくんのWEB漫クエスト

マンガレビューブログ管理人じゃまおくんが、インターネットに埋もれる一押しマンガを発掘!

腹筋王子カツオ『サイゾー筋トレ部』

“腹筋インストラクター”腹筋王子カツオさんが、自宅でも簡単にできるエクササイズを紹介!

イチオシ企画

[呂布カルマ]ゲオの骨伝導ワイヤレスイヤホン体験インタビュー

グラビアディガーが○○鑑賞中の“まさか!?”を回避できる骨伝導ワイヤレスイヤホン
写真
特集

今年は誰が目玉? 大みそか恒例『紅白歌合戦』特集

今年は有観客開催! 『第72回NHK紅白歌合戦』の目玉は? あの人は出る?
写真
人気連載

渋沢栄一の“放蕩息子”篤二の実像

──歴史エッセイスト・堀江宏樹が国民的番組・NH...…
写真
インタビュー

「優生学に直結する」と思考停止するほうが問題だ! 「遺伝子社会学」が追究する“格差”の正体とは? 

 『遺伝子社会学の試み 社会学的生物学嫌い(バイオフォビア)を越えて』(日本評論社)...
写真