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「なんでこんなに 可愛いのかよ」溺愛された『孫』の現在。8年の冷戦の後に訪れた祖父との和解

文=寺西ジャジューカ(てらにし・じゃじゅーか)

あの芸人から受けた人生最大の屈辱

“日本一有名な孫”として、学校でイジリを受けるようになっていたシンタロウさんは一念発起。「知り合いのいない学校に進学しよう!」と、電車で片道1時間かかる私立の中学校に見事合格した。しかし、入学式で同級生からいきなり「君って“孫”だよね?」と声を掛けられてしまう。「大泉慎太郎」という名前を聞けば、山形県民なら誰もが察してしまうほど『孫』の影響力は絶大だった。

 高校に進学すると、シンタロウさんは人生最大の屈辱を味わった。高校2年のとき、文化祭のゲストとして登場したのはテツandトモ。なんでだろうのネタを一通り演り終えた後、テツが「山形の良いところを教えてほしいです」と全校生徒に呼びかけると、隣にいた友人が「ここに日本一有名な“孫”がいま~す!」と叫んだのだ。シンタロウさんはステージに上がり、全校生徒の前でテツandトモのネタに参加させられた。

「まさか、本当の馬鹿が真横いるとは思わなくて……。でも、そこで前に出ないとその場がしらけるじゃないですか」(シンタロウさん)

 運の悪いことに、テツandトモは『孫』の替え歌の持ちネタを前から持っていたらしい。つまり、ただの文化祭だったはずが、全校生徒の前で「僕が大泉逸郎の孫です!」と宣言する場に変貌してしまったのだ。思春期にはつらすぎる所業だ。本人がそこまで嫌がっているとは周囲も気付いていなかったのだろう。文化祭終了後、シンタロウさんはトイレに駆け込んで涙した。人を傷つけない笑いをするテツandトモのネタで傷つけられた唯一の人である。

 実は、シンタロウさんが通っていた高校はトモの母校でもあった。『孫』イジリから逃れるために選んだ高校が、地方営業の雄の出身校だったという事実が皮肉だ。

「しばらく、赤色と青色を目にすることができなくなってしまいました」(シンタロウさん)

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