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乃木坂46・松村沙友里の「推され力」発揮! 『さ~ゆ~Ready?』はなぜあれほど“本人仕様”なワケ

文=黒崎さとし(くろさき・さとし)

乃木坂46・松村沙友里の「推され力」発揮! 『さ~ゆ~Ready?』はなぜあれほど本人仕様なワケの画像1
松村沙友里 乃木坂46 公式サイトより

 乃木坂46からの卒業を7月13日に控えている松村沙友里。6月22日、23日には2DAYSで有観客と配信で卒業ライブを行った。

 彼女の卒業ソングとなるソロ曲『さ~ゆ~Ready?』は他の乃木坂46の楽曲と同様、秋元康氏が作詞。タイトルもさることながら、歌詞にも〈さゆりんご完全燃焼〉と自身の愛称がそのまま使われているのが印象的だ。

「これまでも中心メンバーが卒業するたびにソロ曲が発表されてきました。しかし、ここまで卒業する本人しか歌えない曲というのは初めてです。というのも、乃木坂46は今年こそコロナ禍で違う形となったものの、それまでは毎年2月下旬頃にバースデーライブ(通称バスラ)を行ってきました。バスラでは乃木坂46がそれまでリリースしてきた曲全て(カップリング含む)を披露するのが恒例で、昨年の8thバスラでは4日間で200曲を披露しています。過去の卒業ソロ曲も現役メンバーが披露しているのですが、今後のバスラで『さ~ゆ~Ready?』を誰がどう披露するのか気になるところです」(アイドル誌ライター)

 確かに、西野七瀬の『つづく』、深川麻衣の『強がる蕾』、橋本奈々未の『ないものねだり』、桜井玲香の『時々思い出してください』、堀未央奈の『冷たい水の中』など、どの卒業ソロ曲も本人らしさは表れているものの、当人の名前や愛称まで歌詞となっている曲は一つもない。それではなぜ『さ~ゆ~Ready?』だけここまで“松村沙友里仕様”になっているのだろうか。

 アイドル評論家がこう分析する。

「松村はメンバーの中でも唯一無二の存在でした。アイドルの中のアイドルというキャラでありながら、秀逸なワードセンスやバラエティセンス、狂気的なキャラなど様々な個性的な側面を持っており、誰かに置き換えることなどできません。また、今までの卒業ソロ曲のようなしんみりした“お涙頂戴”的な曲は松村には合わない。加えて、過去に不倫スキャンダルを起こしているのにも関わらずここまで立場を復活させているのは本人の努力が大きいでしょうが、少なからず運営側が松村を推していたからでしょう。運営側トップである秋元氏が松村のためだけの曲を作ったのも納得できます」

 また、『さ~ゆ~Ready?』はMVにも力が入っていることが話題になっている。

「MVはシーンが3分割されていて、それぞれ監督が異なります。3人とも松村とゆかりのある監督ですが、1つの曲に3人も監督がいるのは異例です。それだけ運営側も力を入れたのでしょう。『さ~ゆ~Ready?』が収録されているシングルの表題曲『ごめんねFingers crossed』のセンターは遠藤さくらですが、松村センターを期待する声も多くありました。結局松村は表題曲のセンターを務めることはありませんでしたが、センターに抜擢されてもおかしくないルックスと人気がありました。一度もセンターを務めなかったぶん、ファンも卒業ソロ曲に期待していると運営側は考えたのかもしれません」(前出・アイドル評論家)

 実際に、卒業ライブでは『さ~ゆ~Ready?』にメンバーが録音したコールも重ねられ、大いに盛り上がりを見せたほか、卒業ライブそのものを松村自身が任されており、そのプロデュース力においても「秋元康越えか!?」と話題になったものだった。

 最後までメンバーを愛し、メンバーに愛されてきた松村だからこそできた卒業ライブだったと言えるかもしれない。

「松村は他の卒業メンバー同様、乃木坂46合同会社に所属すると見られています。西野に『あなたの番です』(日本テレビ系)、白石麻衣に『漂着者』(テレビ朝日系)、若月佑美に『共演NG』(テレビ東京系)といった秋元氏が企画するドラマ出演のギフトがあったように、松村にも何らかのサプライズが発表される可能性はありそうです」(前出・アイドル誌ライター)

 今後も多才な美少女・松村沙友里の活躍から目が離せない。

黒崎さとし(くろさき・さとし)

黒崎さとし(くろさき・さとし)

1983年、茨城県生まれ。ライター・編集者。

最終更新:2021/07/09 18:00

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