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ハリセンボン近藤春菜の『スッキリ』復帰説 実現すればエージェント契約も終了? 危うい吉本内での立場

ハリセンボン近藤春菜の『スッキリ』復帰説 実現すればエージェント契約も終了? 危うい吉本内での立場の画像1
近藤春菜

 今年3月に日本テレビ系『スッキリ』を降板したハリセンボンの近藤春菜が、秋の改変で同番組レギュラー復帰にする動きがあると、8月25日の東スポWebが報じた。記事によると、同番組メインMCの加藤浩次が、春菜復帰を画策しているという。

「加藤浩次さんが闇営業騒動の時に吉本上層部を批判。春菜さんは、加藤さんに同調する形となり、吉本上層部から目をつけられたと言われています。当然、『スッキリ』降板もその影響があったというのは業界全体の見方です」(テレビ局関係者)

 加藤は今年3月をもって吉本とのエージェント契約が終了。春菜は現在、エージェント契約となっている。

「吉本としては、春菜さんを加藤さんの影響下から外したかったという思いもあり、『スッキリ』降板に至ったといわれている。もしここで、加藤さんが動いて春菜さんが『スッキリ』に復帰したなら、春菜さんと吉本の関係がさらに悪化する可能性が高いといえるでしょうね」(同)

 闇営業以前は吉本のブラック体質が問題となっていたわけだが、現在は芸人ファーストな運営にシフトしているという。

「劇場のギャランティーもアップしていますし、これまでの放任主義から、マネジャーがしっかり芸人の仕事を管理するようになっています。芸人にとっては、自分が好きなことをやりやすくなっているし、収入も増えている。特に劇場公演のネット配信が盛んになってきたことで、新たな収入源も確保できるようになった。今の吉本は芸人にとって本当に働きやすいんです。なんならエージェント契約にした芸人が逆に損をするような状況もできているんですよ。吉本が、芸人に対して“エージェント契約よりも専属契約のほうが得だぞ”とアピールしているかのようにも見えます」(芸能事務所関係者)

 つまり、エージェント契約となった春菜は、どんどん吉本内での立場がなくなっている状況なのだ。

「春菜さんは、“こんなはずじゃなかった”という感覚でしょうね。今後の進退について本気で考えている時期なのかもしれない。そういう意味では、加藤さんが動いて『スッキリ』に復帰というシナリオに対しては、前向きに考えているはずです。ただ、もしもその話が実現したら、春菜さんと吉本の関係はいよいよ崩れていくでしょう。加藤さんと同様、エージェント契約も終了してしまう可能性が高いと思います」(同)

 晴れ親しんだ『スッキリ』の仲間たちと再び仕事をすることは、春菜にとっては歓迎すべき展開だろうが、芸人としての今後を考えると、吉本との関係こそをしっかりと修復していく必要もある。なんとも難しい選択を迫られる。

大山ユースケ(ライター)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

おおやまゆーすけ

最終更新:2021/08/30 21:00
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