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「笑ってはいけない」石橋貴明の出演も検討!? 新型コロナとBPO“ダブルパンチ”の今年はどうなる?

「笑ってはいけない」石橋貴明の出演も検討!? 新型コロナとBPOダブルパンチの今年はどうなる?の画像1
(左)松本人志/(右)石橋貴明(Getty Imagesより)

 毎年大晦日に放送され、年越しの定番となっている『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)の特別番組『笑ってはいけない』シリーズ。豪華なゲストが出演することで人気の番組だが、今年はかなり攻めたラインナップを予定しているという。

「離婚騒動で大きなバッシングを受けた有村昆さんはリストアップされています。有村さんはすでに映画の舞台挨拶に出席し、自虐するなどしていましたが、その様子が『反省していない』と炎上していたので、罰ゲームとして有村を痛めつけるようです。また、去年は直前でお蔵入りになったアンジャッシュ渡部建も出演予定と言われています。さらなる目玉企画としては、『新しい地図』と中居正広を共演させる案や、ダウンタウンと仲が悪いと長年言われ続けてきた石橋貴明さんの出演も検討されているようです」(民放関係者)

 さらに今年は、五輪関係のネタも当然ながら入れてくるという。

「五輪のメダリストを多数ブッキングする予定で、例年になく豪華なゲストになるとの話です。過去のメダリストも総動員して、かなりの時間を五輪ネタで使う予定で、実際にメンバーと対決をさせるような競技も用意するとか。芸能界のゲスい不倫ネタからメダリストまで取り扱う前代未聞の番組になると、いまから話題になっていますよ」(民放関係者)

 いまや、NHKの紅白歌合戦に次ぐ視聴率をコンスタントに稼ぐ番組だけに、今年も大きな話題を提供してくれそうな同番組。だが、不安な面もあるようで……。

「BPOの青少年委員会が『痛みを伴うことを笑いの対象とするバラエティー』について審議対象にすると公表したことがかなりの痛手です。処分の対象などもいまいち不明ですが、『笑ってはいけない』シリーズはダウンタウンやココリコたちがタイキックという名の体罰を受けることで笑いを取る番組ですし、もはや毎年恒例の蝶野正洋による月亭方正へのビンタなど、とにかく暴力描写が多い。松本人志さんもさんざん痛い目に遭わされてきたことから、自身の番組で『俺はBPO側だからね』とギャグにしていましたが、シャレにならない状況ですよ。他局としては、この“お化け番組”を潰すために槍玉に挙げようと、まずは『笑ってはいけない』から問題にするべきだとの意見も出始めています」(民放関係者)

 しかも、今年もコロナ禍という逆風の中、放送を検討しなければいけない。

「日テレは今夏の『24時間テレビ』を放送するにあたって、スタッフを家族から2週間以上隔離してホテル住まいにさせるなどかなりの経費を使いました。ただ、制作会社などでは補助も受けられず、自腹で隔離生活をしたスタッフもいたようです。『笑ってはいけない』シリーズでもかなりの数のスタッフが関わって収録が行われるので、同じように厳戒態勢を敷くのか、議論を重ねているようです。最悪、ダウンタウンを始めとしたメンバーが感染なんてことになれば、番組自体がお蔵入りになりますし、上層部はかなり頭を悩ませているようです」(民放関係者)
 
 さまざまな不測の事態を想定して、今年は総集編にする案まで出始めているという。

「とりあえずは、週刊誌などにバレないように厳戒態勢で撮影を行い、BPOやコロナの動きも見ながら調整をしていくという綱渡りの方法で行くようです。総集編は別枠で作っておいて、何かあった場合は放送できるような体制を取るとか。総集編を使わなかった場合でも無駄にはせず、2022年は年明け早々に『笑ってはいけない』シリーズ総集編の枠も確保するつもりのようです」(民放関係者)

『24時間テレビ』とは違って、多くの視聴者が心待ちにしている人気番組だけに、ぜひともBPOやコロナに負けずに笑い納め・笑い始めの放送をしてほしいものだ。

小林真一(フリーライター)

テレビ局勤務を経て、フリーライターに。過去の仕事から、ジャニーズやアイドルの裏側に精通している。

こばやししんいち

最終更新:2022/11/28 20:11
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