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GACKT、体調よりも仮想通貨の広告塔問題で『翔んで埼玉』続編に黄色信号が…

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GACKT(写真/Getty Imagesより)

 重度の発声障害のため、無期限活動休止することを発表していた歌手のGACKTが、16日までに自身のインスタグラムを更新。意味深な投稿でネット上をざわつかせた。

 GACKTは《残された人生の時間はいつかはゼロになる》と切り出し、《明日突然ゼロになるとは誰も思っていない 明日ゼロになっても 後悔のないように今日を生きろ 昨日までのことを笑って話せる今日を過ごせ そうすれば今日という日が オマエにとって毎日特別になる》というメッセージを、自身のバースデーライブの動画とともに投稿した。

「この投稿に対して、《何かありましたか?》、《がっくんが元気になる事だけを願ってる》など体調を危惧する声が相次いだ。それもそのはずで、新型コロナウイルスに感染した可能性を報じるメディアもあり、かなり弱気をのぞかせた投稿だ。この投稿により、いまだ重病説の可能性は拭い切れないだろう」(音楽業界関係者)

 投稿前に発売された「女性自身」(光文社、9月28日・10月5日合併号)にはメールでのインタビューが掲載されている。

 GACKTは、『正直、死にかけたときのことは覚えていない。あとで丸一日意識がなかったとスタッフに聞いたよ。病院には入ってない。医師に来てもらってた』と生死の境をさまよっていたことを明かした。

 現在は減少した体重も戻り、体調も回復中だとし、今月に入ってから主演映画『翔んで埼玉』の続編の撮影に参加予定だったが活動休止を受け撮影は中断。同作に対する思いを『「翔んで埼玉」チームが僕を必要としてくれるなら、僕もその気持ちに全力で応えたい』という。

 だがしかし、ここにきて撮影再開に〝赤信号〟が点滅し始めているようだ。それが既報の通り、仮想通貨をめぐる騒動だ。スポーツ紙記者は語る。

「GACKTといえば、仮想通貨『SPINDLE(スピンドル)』の広告塔をつとめ、そのおかげもあってか上場前に総額で200億円以上を集めたことが話題になりました。ところが、2018年5月に上場すると、事前のうたい文句とは真逆にその価値は大暴落し、投資家たちは多額の損害を与えてしまった」

「フラッシュ」(光文社/9月28日・10月5日号)によると、GACKTを信用して投資した人たちからの苦情が殺到したというから穏やかではない。ただ、謝罪を繰り返したこともあり問題は大ごとにならなかったようだが、体調のせいでGACKTが対応できなくなった場合、スピンドル問題が再燃する可能性が浮上しているという。

「『翔んで埼玉』の前作のオファーを受けた際、GACKTは配給元に大量の資料を持ち込んで『いろいろ書かれているけど、俺は潔白』と宣言したことから起用となった。しかし、万が一、被害者が訴訟を起こしたりした場合、GACKTの起用は難しくなるだろう」(芸能記者)

 GACKTはクリアすべき大きな問題を抱えていたようだ。

黒崎さとし(編集者・ライター)

1983年、茨城県生まれ。ライター・編集者。普段は某エンタメ企業に勤務してます。

Twitter:@kurosakisatoshi

くろさきさとし

最終更新:2021/09/18 08:00
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