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『関ジャム』“デビュー曲”特集! サバンナ高橋に東京の遠さを実感させた、高校の後輩・くるり岸田

文=寺西ジャジューカ(てらにし・じゃじゅーか)

『関ジャム』デビュー曲特集! サバンナ高橋に東京の遠さを実感させた、高校の後輩・くるり岸田の画像1
『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)Tverより

 11月7日放送『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)の企画は、題して「プロが厳選!! あの有名アーティストたちのデビュー曲特集」であった。

 デビュー曲といえば、日本人アーティストでは宇多田ヒカル「Automatic」が思い浮かぶし、ジャニーズならKinKi Kids「硝子の少年」が傑作。ミッシェル・ガン・エレファント「世界の終わり」や中村一義「犬と猫」のように、1stシングルでリスナーに衝撃を与え、対・世間への名刺代わりの1曲になるケースもある。

aikoのデビュー曲と深田恭子のデビュー曲が似ている理由

 番組が取り上げた最初のアーティストは、あいみょん。今回はインディーズ活動を除外しメジャーデビュー曲を対象とするようで、「貴方解剖純愛歌~死ね~」ではなく2016年リリース「生きていたいんだな」が紹介された。ドラマ『吉祥寺だけが住みたい街ですか?』(テレビ東京系)の主題歌に選ばれたのは記憶に新しいが、あれからあれよという間に彼女はブレイクした。代表曲に「マリーゴールド」「裸の心」がある一方、この頃は橘いずみや浜田省吾っぽく、今ほど洗練されていない気がする。初期衝動が溢れ出ていたのだろう。

 続いて紹介されたのは、RADWIMPS「25コ目の染色体」とサカナクション「三日月サンセット」。まだ世界観が完成しきっていないRADに比べ、サカナクションは当時から出来上がっていた。山口一郎が20歳のときに書いたこの曲は、前身バンドであるダッチマンの頃から歌われている。「25コ目の~」と「三日月~」、どちらも最初から非凡なセンスを窺わせる良曲だ。それでいて、ビッグヒットは望めそうにない曲調なのが微笑ましい。セールスよりも抜き身であることを優先する、新人アーティストらしい蒼さがいい。

 JUJUのデビュー曲「光の中へ」を聴いて驚いた人も多いのでは? EGO-WRAPPIN’みたいというかクラムボンみたいというかbirdみたいというか。現在のようにバラードを売りにするのではなく、R&Bっぽかった。個人的には、この頃の彼女のほうが圧倒的にいい。ラテンアレンジがカッコいいのだ。あと、曲調が違うから今とは歌い方も違う。売れるまで時間を要した人なので、さまざまな試行錯誤を経た結果なのだろう。

 aikoが98年にリリースしたデビュー曲「あした」は、シンガーソングライターである彼女が唯一作曲していない曲だ。確かに、aikoっぽさはあまりない。作曲者はSMAP「SHAKE」「らいおんハート」等を手掛けたコモリタミノルである。「あした」をよく聴くと、実は深田恭子のデビュー曲「最後の果実」とそっくりなのだが、無理もない。「最後の~」を手掛けたのもコモリタだし、それどころかこの曲のコーラスにはaikoが参加しているのだ。「あした」「最後の果実」とオノ・アヤコ「TWO OF US」は、コモリタが手掛けた“コモリタ三部作”と呼ばれており、3曲とも曲展開が似ている。だから、「あした」はaiko節ではなくコモリタ節が全開。シンセのアレンジなど、98年の雰囲気をプンプンさせているのも面白い。

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