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日テレ『笑う大晦日』に爆死フラグ! フジ新春特番との“芸人争奪戦”に完敗!?

日テレ『笑う大晦日』に爆死フラグ! フジ新春特番との“芸人争奪戦”に完敗!?の画像
日本テレビ

 『NHK紅白歌合戦』の裏番組で視聴率1位をキープしてきた『笑ってはいけない』シリーズの放送が休止になったことで、今年の日本テレビの大みそかは大惨敗になりそうな気配だ。

「代替番組として、新お笑い特番『絶対笑って年越したい!笑う大晦日』(仮)が放送されることが発表されています。フジテレビで8月に放送された『FNSラフ&ミュージック~歌と笑いの祭典~』のような“生放送のお笑い番組”で勝負するようですが、当初、日テレ局内ではダウンタウンがそのまま出演すると思われていて、今年の『紅白』の司会がなくなったウッチャンナンチャン・内村光良との共演話も浮上していました。しかし、ダウンタウンからはけんもほろろに断られ、あっけなくご破算となりました」(テレビ関係者)

 遡れば、『笑ってはいけない』シリーズを始める前の日テレは、2004年に『2004年最強のネタ芸人ベスト13』、2005年に『輝け!2005年・お笑いネタのグランプリ』と、『エンタの神様』から派生したお笑い特番を『紅白』裏に放送してきた実績がある。

 今年10月の定例会見で編成担当の福田博之常務取締役も「6時間の生放送になります。ライブ感を生かして明るく新年を迎えてもらいたいと思います。担当者は“お笑いの紅白を目指す”と大胆なことを言っておりました」と自信をのぞかせていたが、目下、局内は大混乱に陥っているという。前出のテレビ関係者が続ける。

「お笑い番組ですから、当然、吉本興業所属の芸人なしでは成り立ちません。しかし、フジでも年越しすぐに『ネタパレ元日SP』、そして元旦から『爆笑ヒットパレード』が放送される。こちらも生放送ですから、同じネタを披露するわけにもいかず、当然、出演する芸人もかなりかぶってしまう。放送が日テレの後になるフジとしては既視感のある放送にするわけにはいかず、芸人の取り合いが起きている状況です。しかし、日テレが今後も『笑う大晦日』を続けていくなら検討の余地もあるのでしょうが、1年限りの可能性もある。となれば、毎年継続して放送されるフジのほうに義理立てするほうが得策ですから、はたして日テレが6時間の生放送に耐えられるような豪華なメンツが揃えられるかどうか。番組スタッフは焦りまくっているようですが、かなり厳しいのでは……」

 肝心のMCにもメドが立っているのか怪しいところ。

「2006年から15年間放送されてきた『笑ってはいけない』は近年、『行列のできる法律相談所』の制作チームが仕切ってきました。しかし、今回は『ぐるぐるナインティナイン』のチームに変更になったといいます。となれば、ナインティナインがMCとなることが予想されますが、彼らは前述の『爆笑ヒットパレード』のMCも務めていますから、やはりフジの横やりが入りそう」(前出・テレビ関係者)

 二線級の芸人だらけでは、「笑えない」大みそかとなってしまうかも?

大山ユースケ(ライター)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

おおやまゆーすけ

最終更新:2021/11/20 17:00
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