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『M-1』優勝の錦鯉よりオファー殺到? “あきらめない”あの芸人が来年大ブレイク!?

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サンキュー!な2022年になる?

 テレビ放送の調査・測定を行うニホンモニターが先日、「2021テレビ番組出演本数ランキング」を発表。昨年と比較してどれだけ番組出演本数を増加させたかで見る「2021ブレイクタレント」も明らかにされ、『M-1グランプリ2020』(テレビ朝日系)で優勝した「マヂカルラブリー」および準優勝の「おいでやすこが」が、ともに290本増でそろって1位を獲得した。

 3位はニューヨーク(243本増)、4位は見取り図(197本増)がランクインするなど、昨年の『M-1』で活躍した芸人コンビたちが軒並み躍進する結果となっている。昨年ファイナリストの錦鯉は6位(175本増)だったが、今年は『M-1』覇者となったこともあり、来年さらにテレビに引っ張りだこになりそうだ。

 こうしたなか、広告代理店関係者によると、意外なベテラン芸人にブレイクチャンスが訪れそうだという。

「お笑いトリオ・パンサーの尾形貴弘に大きな波が来ています。ここにきて彼が業界内で注目を浴びているのは、11月24日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)がきっかけ。『落とし穴に落ちたのに一向にネタばらしが来ないまま日が暮れたら正気じゃいられない説』を検証するにあたり、芸人たちが自力では這い上がれない深さ3.3メートルの落とし穴の中に落とされたのですが、他の芸人たちが早々に諦めるなか、尾形だけは自力での脱出を画策。何度も何度も失敗を繰り返した末に、なんと7時間後に自力で這い上がり、その姿が視聴者に感動の嵐を巻き起こしました」

 放送後、尾形のTwitterのフォロワー数は1万人も増えたというが、すでに大きな案件が続々決まりそうだと言う。前出の広告代理店関係者が続ける。

「スタジオで観ていたダウンタウンも度肝を抜かれたようで、『尾形はすごい』と業界関係者のなかで話題に。番組のキャスティング会議にも名前がよく上がるようになり、CMの出演オファーも殺到しているようです。コロナ禍で世の中全体を暗い空気で包んでいる中、“あきらめない”姿勢を貫いた尾形はスポンサー企業にとっても絶好のキャラクター。4月以降の番組MCやCMが内定しているだけでなく、サバイバルイベントやゲーム関連イベントでのオファーがあるようです」

 そんな尾形といえば、過去の番組ではカネに執着していることをメンバーから暴露されたことも。

「昨年5月放送の『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)では、パンサーの菅良太郎と向井慧が仕掛け人となり、尾形に新メンバー加入を相談するドッキリが行われました。最初は猛反対していた尾形ですが、自分のギャラの取り分が4割に増えると聞いた瞬間、急に賛成に回る手のひら返し。しかし、来年ピンでの仕事が急増すれば、年収10倍も夢ではありませんよ」(テレビ関係者)

 尾形が「2022ブレイクタレント」で何位にランクインするか、今から楽しみだ。

大山ユースケ(ライター)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

おおやまゆーすけ

最終更新:2021/12/22 06:00
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