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『THE W』自由度の高さの割にファイナリストが似通ってる問題

『THE W』自由度の高さの割にファイナリストが似通ってる問題の画像1
日本テレビ『女芸人№1決定戦 THE W』公式サイトより

 今年も女性芸人のナンバーワンを決める大会『女芸人№1決定戦 THE W』(日本テレビ系)の決勝戦が12月10日に日本テレビ系で放送された。ここ数年、この大会を機にメジャー芸人の仲間入りを果たすコンビは多いが果たして今年はどのコンビに軍配が上がったのだろうか。

 本コラムを書くにあたり、今大会はどのように評価されているかをネット上で見たところ、かなり賛否両論分かれており、さらには敗者に対してフォローしすぎる審査員に「優しすぎる」「もっと厳しくていい」という意見もあがっていた。

審査員に文句をいい、芸人をかわいそうというのは筋違い

 ちなみに決勝戦のルールは、12組の芸人がA、B、Cの3ブロックに分かれてファーストステージを戦い、それぞれの勝者がファイナルステージへ進出。進出した3組はもう1ネタ披露して優勝を決めるというもの。

 ファーストステージは最初の芸人がネタを披露し、2組目以降がネタを終えた後、その都度どちらが良かったのかを6人の審査員と国民投票の1票の計7評によって勝敗を決めるという形式。結果的に0対7になってしまったパターンもあり、ネット上では「公開処刑」という言葉を使い負けた芸人に対して可哀相という意見もあった。

 根本から覆してしまうのであまり言わないでいたが、そもそもネタに勝敗を決めるという時点で芸人側からしてみればナンセンスで、売名できなければネタに優劣をつけられる大会など、誰も参加しないだろう。それは「M-1グランプリ」や「キングオブコント」、過去にNHKで放送されていた「オンエアバトル」も同様だ

 なので芸人たちは大会に参加するという時点で、ある程度の覚悟は出来ている。0で負けたのは可哀相でもなんでもなく、自分たちが不甲斐なかったというだけの話だ。視聴者に可哀相と思われることこそが、芸人にとって本当の可哀相である。

 それよりも可哀相なのは「敗者に優しすぎる」と非難されてしまった審査員たちだ。

 ご存じの方も多いと思うが、この賞レースは女性芸人限定というだけで、漫才でもコントでもピン芸でも参加でき、なんだったらネタの形すら規定されていないので、下ネタだろうが映像を使おうが面白ければ良いという何でもありの大会だ。格闘技で例えるなら、女性なら打撃だろうが組技だろうがバット持ってようが、大人数で襲おうがなんでもあり状態。プロレスのように相手の技を受けて跳ね返すという戦いが好きな人もいれば、総合格闘技のように相手の技を一切受けずに攻撃するのが好きな人もいる。

 さらにはかつてのFMWのように、武器や電流で攻撃するのが好きだという人も一定数いるはず。攻撃方法を問わないとなると、強さの基準は「強い(面白い)」という一点に絞られてしまうので、審査員としては「勝負には負けてしまったが、素手同士で戦ったら勝てたかもね」というフォローを入れたくなるのは当然である。話が脱線しすぎて訳がわからなくなってしまったかもしれないが、とにかくこの大会の審査員をするのは骨が折れる作業であることは間違いない。

 ではそろそろ本題のネタレビューにいこう。元芸人目線で分析していくので、最後まで楽しんで読んでいただけたら幸いだ。

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