日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 中国企業制作の『昭和米国物語』、中身は?

なんだこの世界観!? 突如発表されたRPG『昭和米国物語』には大事MAN+例のプール!

文=辻 英之(編集者)

なんだこの世界観!? 突如発表されたRPG『昭和米国物語』には大事MAN+例のプール!の画像1 『昭和米国物語』という名のRPGが発表された。なんともインパクトのあるゲーム名だが、どうやらバカゲーではないようだ。というのも、発表と同時に公開されたトレイラーを見るとグラフィックやアクション面はしっかりしており、BGMにはなんと大事MANブラザーズバンドの「それが大事」が使用されている。

 1月7日に中国のゲーム開発会社NEKCOM Gamesが発表した『昭和米国物語』。本作は、1980年代の流行文化をリスペクトし、濃厚なB級映画感を味わえるように制作された新感覚RPGだ。

『それが大事』がBGMで昭和66年のアメリカが舞台

 ゲームの舞台となるのは、昭和66年のアメリカ。アメリカの国土の大半が、強大な経済力を有する日本によって買われた。移民の潮流と共に日本文化が輸入され、異なる2つの文化が衝突と融合を繰り返し、誰も予想できなかった「昭和アメリカ」という新しい概念が現れるという設定だ。

 本作のメインキャラクターは、アクション映画のスタントマンを生業とする19歳の少女「千草蝶子」。新作映画の撮影のため、妹と共にかつてハリウッドと呼ばれた「新横浜」に到着する。だが、空港で黒装束の人たちに殺害され、蝶子は新横浜郊外の荒野に埋められ、妹は行方不明に。

 時間感覚を失い、長らく放置された蝶子がある日突然生き返る。蘇った千草蝶子の目に映るのは恐ろしい化け物とゾンビの群れと、それぞれ異なる信念を持つ生き残った人間たち。この謎を解くために彼女は旅に出る……。

 タイトルだけを見ると、いわゆるバカゲーかと思いきや、いい意味で予想を裏切られるちゃんとした設定という印象だ。本作発表と同時に公開された約3分のトレイラーを見ると、独特の昭和アメリカの世界観が再現されていることもわかる。

 まず度肝を抜かれるのはBGMに使用されている楽曲で、大事MANブラザーズバンドの「それが大事」が採用されている。1991年8月にCDシングルとして発売された同曲は、大事MANブラザーズバンドを代表する1曲。2021年には30周年を迎え、「それが大事 30th Anniversary」もリリースされた。「それが大事」は広東語でのカバーもあるが、同作の中国版のトレーラーにおいても大事MANブラザーズバンドの日本語版が採用されている。

12

なんだこの世界観!? 突如発表されたRPG『昭和米国物語』には大事MAN+例のプール!のページです。日刊サイゾーエンタメ最新情報のほか、ジャニーズ/AKB48/アイドル/タレント/お笑い芸人のゴシップや芸能界の裏話・噂をお届けします。その他スポーツニュース、サブカルチャーネタ、連載コラムドラマレビューインタビュー中韓など社会系の話題も充実。芸能人のニュースまとめなら日刊サイゾーへ!

ページ上部へ戻る

配給映画

トップページへ
アイドル・お笑い・ドラマ…ディープなエンタメニュースなら日刊サイゾー
  • facebook
  • twitter
  • feed
イチオシ企画

WBC、日本優勝!舞台裏の珍プレー

WBCで日本が優勝!選手たちの交流やメディアの舞台裏をレポート
写真
特集

DJ HASEBEの宇多田ヒカル論

 DJ HASEBE名義のミニアルバム『adore』は、1998年にリリースされた。今でこそブラックミュージックの影響下にあり“R&B”と...…
写真
人気連載

山下達郎、CDの経年劣化問題に「除湿」

 こんにちは。ラジオ書き起こし職人のみやーん...…
写真
UPCOMING

「#ミツキご飯」が話題のモデル、椎名美月のおもてなしの極意

 アップカミングなあの人をサイゾーがピックアップしてインタビューする連載「あぷ噛む」。第2回は、モデルの椎名美月にインタビュー。手料理をインスタ(...…
写真