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R-1は「決勝に出ても売れない大会」ピン芸人は『M-1』や『おもしろ荘』を目指す

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『R-1グランプリ2022』公式サイトより

「M-1グランプリ 2021」が、錦鯉の優勝で幕を閉じた昨年12月、次の賞レースの1回戦がひっそりと始まっていた。

『R-1グランプリ2022』、ピン芸ナンバーワンを決める大会だ。

 R-1は21年大会からリニューアル。芸歴を10年以内に制限して若手発掘の大会へと方向転換した。

 その結果21年の決勝進出者はZAZY、土屋、森本サイダー、吉住、寺田寛明、かが屋の 賀屋壮也、kento fukaya、高田ぽる子、ゆりやんレトリィバァ、加えて敗者復活枠からマツモトクラブの10名。ゆりやんとマツモトクラブ以外は、決勝初進出。テレビでは馴染みのない芸人が名前を連ね、新しい風の吹く決勝となった。

「ほとんどテレビで見たことのない人が決勝に多く残ったので『新しくなったな』と感じました。いつも数名は出てくるコンビ芸人の片割れも、今回は賀屋さんだけでした。それも相方の加賀さんが活動休止中でしたしね。“ピン芸人の大会”という雰囲気がいつもよりの濃厚だった気がします」(芸能事務所関係者)

 しかしR-1グランプリの課題点『決勝に出ても売れない』は解決されなかった。

 確かに決勝戦事態は新顔の見たことのない種類のネタが新鮮で、いつも飄々とボケているゆりやんが優勝旗を手にして涙ぐむ姿は感動的で、その場は盛り上がったのかもしれないが、決勝進出者で大きく人生を変える大会にはなっていない。優勝したゆりやんさえも、すでに売れていたため箔は付いたものの優勝後に大きな変化は見えてこない。

 ピン芸人はR-1からは売れないのだろうか?

 ORICON NEWSから『2021ブレイク芸人ランキング』が発表されている。見取り図を抑え、首位に輝いたのはもう中学生――ピン芸人だった。

 また7位にヒコロヒーがランクイン。ランク外ではあるが最近、やす子もテレビでよく見かける。

 もう中学生のブレイクのきっかけは、麒麟の川島明と有吉弘行の力が大きかった。川島はもう中がコールアンドレスポンスのネタを無観客ライブでやったことを『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で紹介。有吉は自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組にゲストとして呼び、そこから『有吉の壁』(日本テレビ系)を中心にテレビ出演が多くなっていった。

 ヒコロヒーは「M-1グランプリ」がきっかけだ。19年、同じ事務所の先輩に誘われヒコロヒーとみなみかわを結成。3回戦で敗退したもののジェンダーギャップを題材にしたネタで注目を集め、じわじわと露出を増やしていった。21年4月から放送されている日向坂46の齋藤京子との冠番組『キョコロヒー』(テレビ朝日系)も好評だ。

 やす子は21年の『おもしろ荘』(日本テレビ系)でいっきにブレイクを果たした。芸歴2年目22歳の若さで21年元旦の同番組に出演すると、愛嬌のあるキャラクターで視聴者の心を鷲掴みにし、1年間テレビで活躍し続けた。

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