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「エルデンリング」同接86万人も!?超高難度RPGがSNSを賑わす理由

キャラメイクでひろゆきや山田孝之も再現?

 それでも、アクションRPGとしては素晴らしい内容で、同時接続者数86万人(Steam)を超えるプレイヤー数が出るなど、大人気タイトルであることは間違いない。また、RPGではおなじみのキャラメイクでも大いに盛り上がっている。

 本作でのキャラメイクはかなりディテールまで設定できるようなっており、ここに時間をかけるプレイヤーが多数いる。中には、有名人のキャラを作ることに情熱を傾ける人もいて、「ひろゆき」や「山田孝之」風のキャラを作成してSNSに投稿するプレイヤーも。

 あまりの再現度の高さに「レシピを教えて」という声も挙がっているほどだ。キャラメイクの奥は深く、これが楽しすぎてゲーム本編が進まないプレイヤーもおり、今後も有名人をモチーフにしたキャラがSNSを賑わしそうだ。

 最近ではゲームが発売されると、その直後からユーザーの手による攻略サイトが出現することが定番となっている。だが、エルデンリングの場合はちょっと事情が異なる。攻略サイトらしきものはあるにはあるのだが、ほとんど情報が更新されないのだ。

 これはゲームの難易度が高いことが1つ関係しているのだろう。実際、最初のボス「マルギット」の突破率が発売翌日の時点で30%未満という数字も出ていたほどだ。加えて、「やめどきがわからない」ゲームと評されていることもあって、みんなが全力でプレイしていることも挙げられる。

 攻略情報がなく、自分の手でゲームを進めながらプレイスタイルを見極めていく硬派な本作。腕に自信がある方は、プレイ必須の1作といえる。

©BANDAI NAMCO Entertainment Inc. / ©2022 FromSoftware, Inc.

辻 英之(編集者)

起きてる間が営業時間のプロ編集者。ゲームメディアの編集長、IT企業での経験を活かし、デジタルエンターテイメント分野記事を中心に寄稿中。ビジネスジャーナルでは『オレの周りはゲームばかり』を連載中。

つじひでゆき

最終更新:2022/03/12 06:00
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