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橋下徹、府知事時代の負の遺産――維新大阪カジノをめぐる“三つの嘘”

「プーチンとロシアはどこへ向かう」ウクライナ情勢と週刊誌報道

 さて、プーチンである。

 どこもプーチンのロシアがどこへ向かうかという特集を組んでいるが、なるほどと思わせるのはない。

 文春も、長女、次女、愛人の話をやっているが、それとこの戦争がどうなるかの間には何ら関係がないようだ。

 弱腰バイデンを見越して、習近平も、ロシア擁護の姿勢を崩さない。

 ゼレンスキーウクライナ大統領は、プーチンとの会談を望んでいるようだが、全面降伏しない限り、プーチンが会談に応じるとは思えない。

 もし応じれば、ロシアが首都キエフを制圧し、ゼレンスキーが大統領の座から引く時ではないか。

 現代という時代は、先に暴力をふるったヤツが勝つ。そうなれば、中国も台湾に侵攻するかもしれない。バイデンのアメリカは、非難はするだろうが、介入はしないのではないか。第一、アメリカ国民が、それを望まないはずだ。

 このままいけば、乱暴者が世界を制圧するという、最悪の時代になる。そうさせないために、世界中の衆知を集める必要があるはずだ。もはや国連という機関は機能しないことがわかってしまった今、国連などに頼らない和平の方法を、生み出さなくてはならない。そう思っている。

 ところで、経済安保の責任者だった藤井敏彦前内閣審議官は、詳細な調査報告書が出て、闇営業などで多額のカネを稼いでいたことが公表された。

 停職12カ月という重い処分が出たため、自ら辞表を出した。退職金から闇営業代などが差し引かれるから、残るのは600万円ぐらいのものだそうだ。

 少々可哀そうにはなるが、まだ57歳。拾うところはあるだろう。

 このご仁と不倫していたことが判明した朝日新聞の女性記者はどうしたのだろう。
朝日は、最近の経済安保法案に関する記事には関わっていないとして、2人の関係は業務外のことだと、処分はしていないそうだ。

 だが、居心地は悪いだろう。記事が出た後、会社を休んでいるという。

 エリート官僚と辣腕の女性朝日新聞記者との組み合わせは、闇営業、不倫がなければ、人もうらやむ仲だっただろうに。

 人生というのは、突如暗転する。それが面白いときもあるがね。

 3月12日、体操界のキングを惜しむ引退式が、6500人を集めて東京体育館で行われた。
そこには当然だが、彼の妻子の姿はなかった。

 妻の友人はこう語っている。

「離婚したいという連絡が来てから間もなく四ヵ月が経ちますが、彼から直接の連絡はなく、具体的な離婚の日取りも未定。連絡を待っている状態だそうです」

 妻のほうは、とっくに内村のことを見限っているようだ。体操界ではキングでも、私生活では何もできない人間はいるようだが、内村もその手の人間なのだろうか。

Hey! Say! JUMP伊野尾慧、フラれ続きの一夜

 お次は、「Hey! Say! JUMP」伊野尾慧(31)の変な夜を目撃し続けた文春の記事。

 伊野尾は10歳でジャニーズ事務所に入り、ジャニーズJr.で人気を博し、2007年にJUMPの一員になったという。

 このグループ、結成15年を迎えても人気に陰りはないそうだ。

 伊野尾は明治大学理工学部建築学科卒という経歴で、現在は、朝の情報番組でもパーソナリティを務めている。

 そんな彼が最近ご執心なのが、東大卒で外資系証券会社で働くキャリアウーマン、26歳だそうだ。

 3月6日、文京区の焼き肉店で逢瀬を楽しんだ後、カモフラージュの女性と3人でタクシーに乗り、港区のカラオケ店に。

 そこで7時間も過ごし、深夜2時、そこを出て彼女のマンションへ向かう。だが、中に入ろうとするが、彼女に制止され、タクシーに乗せられてしまった。

 今度はカモフラージュのための女性のマンションに行くが、ここでも部屋に行くことはできない。酔っぱらった伊野尾は、今度は港区のバーへ向かうが、タクシーから自力で降りられず、そのまま帰還したというのである。

 なんでこんなことを誌面を使ってやるのかと思ったら、彼は、ジャニーズ事務所がコロナ感染拡大を防止する支援活動、「Twenty★Twenty」のメンバーで、これまで2度もコロナに感染しているのだ。

 それなのに、深夜まで飲み歩いているのはいかがなものかという、文春的気配りのすすめなのである。

 それにしても、ジャニーズ所属なら、誰にでもすぐに体を許すのかと思ったら、追い返す女性もいるんだね。別の日に、招いているのかもしれないが。

 お次は日本維新の会のスキャンダルを2本続けて。

 新潮(3/24日号)は、ワクチン行政を食い物にしている維新支援者医師がいると報じているが、これも報道どおりならひどい話である。

 新潮はこれまでも、大阪市が発注した約6300万円分の消毒液について異例の随意契約を結んだのは、社長が「経済人・大阪維新の会」の会長を務めていた「サラヤ」という会社だったと報じた。

 さらに、「医誠会」なる医療法人に有利になる形で元市有地の開発事業者選定が行われた疑いがあることも報じた。

 そして今回は、特定の医療機関にワクチンを大量に提供していたのではないかという疑惑を追及している。疑惑のクリニックは「ただクリニック」という。ここの診療科目は「内科・胃腸科・整形外科・肛門科」で、コロナなどの感染症は専門外である。

 新潮が大阪市関係者から入手した内部資料によると、旭区や西成区、住之江区などは多くてもワクチン接種の回数分は9360なのに、この住之江区の「ただクリニック」は、その倍以上の1万9890回分が供給されているのである。

「医療機関がワクチンを接種すると、接種費用として1回当たり2070円、条件を満たせばそれとは別に補助金が3000円、計5070円が国から支払われます。『ただクリニック』が供給された1万9890回分を打ちきったとすると、約1億円分を得た計算になります」(政府関係者)

 地方自治体関係者は、「小規模のクリニックが2万回分の供給を受けるなんて、何かウラがあるとしか思えません」といっている。

 当該のクリニックは、大型接種会場で2回の接種を行っているが、大阪維新の会の創設メンバーで日本維新の会・参院国対委員長を務める東徹参院議員のツイッターに、「維新のイメージカラーである緑の服を着た人たちがカメラを向けられると、ガッツポーズのような仕草をしたり、目を細めて笑顔を作ってみせる」動画がアップされたという。

 別の動画には、会場でボランティアをしている東議員の動画もアップされている。

「これは完全に政治的アピール。大阪以外の都市でこんなことが行われたら批判の嵐になるはずです」(地方自治体職員)

 新潮によれば、東議員の政治資金収支報告書には、「ただクリニック」多田均院長名義で毎年寄付がなされていて、2020年までの6年間で計33万円になるという。接種会場を提供している不動産会社の代表取締役も東議員に寄付をしていて、ブログでは同議員を応援している旨を堂々と記しているという。

 これでは、新潮がいうように、維新一強の大阪では、維新は「何でもあり」のやりたい放題といわれても致し方ないのではないか。

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