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連載9回目

竹下幸之介、世界へ発つ!「大黒柱の不在」をThe37KAMIINAはどう乗り越えるか

文=The37KAMIINA(サウナカミーナ)

竹下幸之介、世界へ発つ!「大黒柱の不在」をThe37KAMIINAはどう乗り越えるかの画像1
前略、竹下幸之介様。時差ボケなどしていませんでしょうか。(左から勝俣、竹下、MAO、小嶋、上野/写真:三浦太輔)

 エンターテインメント性の高さと選手たちのキャラクターの強さが人気の「DDTプロレスリング」内で、飛ぶ鳥を落とす勢いを見せるユニット『The37KAMIINA(サウナカミーナ)』。その名の通りサウナをこよなく愛し、「DDTをサウナにする!」と息巻くのは、竹下幸之介、勝俣瞬馬、上野勇希、MAO、小嶋斗偉という団体の未来を背負って立つ次世代レスラー5人だ。プロレス界で大きな躍進を遂げる彼らが、試合さながらのチームワークでプロレスとサウナの魅力を語り尽くす、“読んでととのう”連載も9回目。

 今回は、前回に引き続き米・メジャープロレス団体「AEW(オール・エリート・レスリング)」参戦のためアメリカへの長期遠征が決まった竹下幸之介選手の壮行会スペシャル。The37KAMIINAのこれからについて熱く語り合ってもらった。

前回はコチラ↓

 

世界で活躍するプロレスラーになるために

──さきほどからお話にも出ている、竹下さんのアメリカ長期遠征もThe37KAMIINAにとって大きな出来事だと思います。改めてその経緯を教えていただけますか?

竹下 「世界で活躍するプロレスラーになる」っていうのが、もともと僕が思い描いていたゴールだったので、それに挑戦したいという気持ちになったのが去年のちょうど今頃でした。コロナ禍でプロレスにも限界が来たかなあと個人的に気分が沈んでいた時期で、モチベーションも上がらないし、試合をやってても楽しくない。なにか自分で行動をしたいと思って、会社に無理を言って1週間だけアメリカに行かせてもらったんです。今回もお世話になるAEWで試合をしたんですけど、それで吹っ切れたのかいい感じに調子が戻ってきて、KO-D無差別級王座も戴冠できました。このベルトを守れるだけ守っていこうと、防衛戦もすべてを出し切る気持ちでやっていましたが、両国大会のタイミングで防衛戦があったので、そこで勝ったらチャンピオンとして行けばいいし、負けたら何もない状態で行けばいい、とにかく両国が終わったらアメリカに行こうと決めていた感じです。

──The37KAMIINAのみなさんには、前々からそのことは伝えていたんですか?

竹下 いや、ふわっとくらいです。アメリカ行きが正式に決まったのが両国大会の2日前だったので、話すこともできず。「アメリカに行きたい」くらいで止まってたと思います。 本当に最近の話なんですよ。

上野 でも、別に海外に行くからといって、DDTを辞めるわけではないんでね。これが例えばDDTを退団して海外に行くんだとしたら「もっと早よ言えよ」ってなりますけど、DDT所属選手としての可能性を広げにいく部分もあるので。僕はもちろん「さみしい」とか「頑張ってほしい」という気持ちはありますけど、意外とポップというか、うまくいくといいなぐらいの感覚ですね。

勝俣 我々だって、チャンスがあれば海外に行きたいもんね。

MAO うん。

勝俣 たぶん、みんなそういう気持ちはあるんじゃないかな。だから素直に応援できるんじゃないかと思います。

──とはいえ、竹下さんはThe37KAMIINAのボイラー室という重要なポジションを担当しています。不在の期間に不安はないですか?

勝俣 いやいや、ここに薪(小嶋)がいますから。ボイラーという電気ではなく、天然の火で暖めてくれますよ。

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MAOいわく「竹下さんはパパ」。

MAO まあ、とはいえ以前の取材の例えで言うと、パパが海外赴任してしまうようなものですからね。

竹下 単身赴任ですね。

MAO 大黒柱がいなくなって、我々子供たちでがんばらなきゃいけないみたいな状況ではあります。

勝俣 お母さん(上野)と子供たちでね。 

上野 (深くうなずく)

MAO 「長男(勝俣)しっかりしてよ!」って(笑)。 

勝俣 もちろん頑張ってかなきゃいけないなと思ってるんだけど、正直、最初に聞いた時はちょっと不安だったよ。タケちゃんがいなくなったThe37KAMIINAどうなるかなあって。 

MAO 長男の立場としては、その心配は正しいよ。 

勝俣 だけど、僕らが頑張んなきゃいけないんだよね。もう自分たちで作るしかないから。

MAO あとはこの末っ子(小嶋)の面倒ですね。まだオムツ交換とかしていかないといけないんで。 

小嶋 そろそろトイレぐらいはできるようになりたいです。 

竹下 せやな。トイレぐらいはしてや。お尻はお母さんに拭いてもらってええから。

上野 俺!?

竹下 「ママ、出たー!」ってちゃんと言うんやで。

上野 余裕で無視するけどね(笑)。まあ、でも確かにうまく支え合ってやっていければいいなと思います。 

竹下 The37KAMIINAは、これまで若い力でDDTを明るくポップに盛り上げてきたと思うんです。だから、ナメられやすいっちゃ、ナメられやすいんですよね。 そういう視線はお客さんからも対戦相手からもあると思う。これまでは、それこそ僕がお父さんとして「なんや、お前」みたいな感じでバーンとやってきたんですけど、その僕がいなくなってやっぱりナメられやすくなるとは思います。でも、The37KAMIINAがやってきたことは正しいと僕は思ってるので、そのまま変わらずにやっていってもらいたいですね。

それぞれの成長物語がThe37KAMIINAの成長物語になる

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2回にわたる壮行会SPでしたが、この連載もマルチバース的なアレで次回以降も竹下選手が登場します。竹下推しの皆さまはぜひ日刊サイゾーで、不足した竹下成分を摂取してくださいませ。

──となると、例えばThe37KAMIINAのメンバーが増えたり減ったりするような考えは?

一同 ないですね。

上野 大前提としてサウナ愛がなければ、やっぱり気の置けない仲にはなれないですから。 

勝俣 それもそうだし、タケちゃんが不在の中で、誰かを入れようとはならないよね?

上野 そうね。今のまま4人で頑張りたいです。 

──意識としては、The37KAMIINAを守っていくという感じなんですかね。 

上野 いや、逆に今はみんなの進化しどころだと思うんですよ。

MAO うん。せっかく薪に火がついたところなんで、火を大きくしていかないとね。 

上野 MAOさんはUNIVERSAL王者だし、小嶋も調子があがってきて、勝俣さんも変態性に火がついて(笑)。僕もベルトへのチャレンジャーとしてやっていくという、それぞれチャンスのタイミングなんですよね。各々が前に進む推進力はあるので、その一つひとつを超えたときに、また何かが見えてくるんだろうなと思います。

MAO チームとして見れば、火力は絶対に下がるんですよ。だからこそ、守りに入っていたらこの火はたぶん消えちゃうと思う。

勝俣 そうだね。

MAO きっと、温度を上げにいかないと今の熱は保てないぐらいだと思うので、チームとしてはもっと頑張んなきゃいけないかなと思います。

上野 まあ、温度じゃなく湿度を上げて体感温度を高めていくっていうパターンもあるからね。 ボイラーが不在の今、チームとしては作戦を考えながら変えていく楽しみもありますよ。 

竹下 小嶋が加入する前は、割と勝俣が負けることが多かったんですよ。でも、僕と勝俣はタッグチャンピオンになったし、上野さんもUNIVERSALのチャンピオンになり、今はMAOがUNIVERSALのチャンピオンです。The37KAMIINAが上がっていくためには、やっぱり各々の成長物語を見せていくしかないと思うんですよ。その意味では、次は小嶋がキーマンで、小嶋の成長物語がThe37KAMIINAの成長物語になっていくと思います。小嶋がどこまで行けるか、それをみんなでどこまで支えられるか。これからのThe37KAMIINAは薪次第ですね。

──かなり重要な役割になりそうですが、小嶋さんいかがですか?

小嶋 今の僕は、ポジション的にも完全に下の下くらいで、置いていかれてる状態なので、竹下さんの言うとおり僕ももっと成長して、強くなって、みなさんに追いついて、グフッ、追い越すぐらいにまでなりたいです。 

上野 こいつ、今しゃべりながらゲップしましたよ!  この真剣な話をしてるときに、コーラ飲んでゲップしよって(笑)。

小嶋 あ、これは鼻抜きしただけです……。

MAO いや、それもゲップだから(笑)。

上野 まあ、こんなだけど、僕らも小嶋には頑張ってもらいたいなと思ってますから。

小嶋 ありがとうございます。がんばります!

<プロフィール>
竹下幸之介 (たけした・こうのすけ)
1995年生まれ、身長187センチ、O型。大阪府大阪市出身。高校在学中の2012年にデビュー。日本体育大学卒。KO-D無差別級王座最多防衛記録保持、2021年度プロレス大賞「敢闘賞」受賞など、DDTの未来を担う若き逸材として注目を集める。4月10日の東京・後楽園ホール大会の試合後に渡米し、現在は米団体「AEW」に長期参戦中。

勝俣瞬馬(かつまた・しゅんま)
1992年生まれ、身長167センチ、B型。千葉県柏市出身。2014年デビュー。レスラーのかたわら、SAUNACHELIN 2021にランクインしたサウナ施設「SeaSaunaShack」(千葉県館山市)の総支配人としても活動。熱波師、サウナ・スパ健康アドバイザー、サウナ・スパプロフェッショナル(管理士)の資格を持つ。

上野勇希(うえの・ゆうき)
1995年生まれ、身長174センチ、B型。大阪府八尾市出身。2016年デビュー。器械体操経験者であり、美しい空中技を得意とする。ドラマ『警視庁ゼロ係 シーズン5』(テレビ東京系)にも出演するなど、マルチに活躍中。竹下とは咲くやこの花高等学校の同級生。

MAO(まお)
1997年生まれ、身長180センチ、O型。宮城県大崎市出身。YouTubeに「中学生プロレス技やってみた」という動画を投稿したことをきっかけに、2015年デビュー。DDTの社長である高木三四郎選手を、社用車ではねるなど破天荒な試合が魅力。第6代DDT UNIVERSAL王者。

小嶋斗偉(こじま・とうい)1999年生まれ、身長177センチ、O型。埼玉県さいたま市出身。2020年デビュー。デビューを前に秋山準から直接指導を受けるなど将来を嘱望される。怪我による欠場明け復帰戦となった2021年11月3日に自力初勝利を挙げ、念願のThe37KAMIINA入りを果たした。

<告知>
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竹下幸之介、世界へ発つ!「大黒柱の不在」をThe37KAMIINAはどう乗り越えるかの画像4

「MEGA MAX BUMP 2022 in YOKOHAMA」
旗揚げ25周年イヤーのDDTが贈るゴールデンウィークのビッグマッチ、初進出となる横浜武道館で開催!メインマッチではThe37KAMIINA・上野勇希がKO-D無差別級王座に挑む!

2022年5月1日(日) 開場12:30 開始14:00
神奈川・横浜武道館

詳細はこちら
https://www.ddtpro.com/lp/17874

WRESTLE UNIVERSEでも生中継!
https://www.wrestle-universe.com/lives/ipmCzdPebGMHi8jmoFgqiJ

The37KAMIINA(サウナカミーナ)

The37KAMIINA(サウナカミーナ)

DDTの未来を担う次世代レスラーによるユニット。2019年8月、竹下幸之介が巡業先の熊本で勝俣瞬馬と上野勇希を『湯らっくす』に誘ったことをきっかけに、DDTサウナ部を結成。そこにMAOが加わりユニット名「The37KAMIINA」として試合デビュー。21年11月には新メンバー・小嶋斗偉が加入、さらなる盛り上がりを見せている。

最終更新:2022/04/26 12:00

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