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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 中丸雄一多忙で『シューイチ』欠席?

『旅サラダ』地方ロケもこなす中丸雄一、さすがに多忙すぎ? 翌日の『シューイチ』を欠席してしまう

『旅サラダ』地方ロケもこなす中丸雄一、さすがに多忙すぎ? 翌日の『シューイチ』を欠席してしまうの画像1
『朝だ!生です旅サラダ』(テレビ朝日系)公式YouTubeチャンネルより

 今月より『朝だ!生です旅サラダ』(テレビ朝日系)のリポーターに就任したKAT-TUNの中丸雄一。4月23日放送回で彼が訪れたのは、静岡県牧之原市だった。

 ちなみにこの日、KAT-TUNは静岡・エコパアリーナでのライブ(昼夜2公演)を開催している。前回レビューでも書いたが、KAT-TUNコンサートツアー中は当日のライブ会場から逆算して、中丸の中継先がほぼ予測できてしまうのだ。

前回のレビューはこちら

「私、中丸はどこにいるでしょうか?」

 この日のロケ場所は、牧之原市が誇る広大な茶畑だった。辺り一面、綺麗な緑! すると、「夏も~近づく~ 八十八夜~」と、中丸の歌声がどこかから聴こえてくる。

 しかし見たところ、茶摘みの人たちしかいない。リポーターの姿が見当たらないのだ。すると、声だけで「私、中丸はどこにいるでしょうか?」と、いきなり“中丸を探せ!”を仕掛けてきた中丸。よく見ると、すぐにわかってしまうのだけど。1人だけ、猫背がいるのだ。茶摘みの人たちに混じり、“茶畑コスプレ”をしていた中丸。この日の登場の仕方は、『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)のイモトアヤコに酷似していた気がする。

 そして、羽織っていた茶畑衣装を秒で脱ぐ中丸。脱ぎ方も趣向を凝らしており、スタッフにトップスを剥いでもらう“ジャニーズ早着替え”であった。生歌からの生着替えであり、そして生放送。生づくしだ。

「どうですか、この景色は!? この場所めちゃくちゃ広いんですよ。およそ1600ヘクタールの茶畑が広がっておりまして、東京ドームに換算いたしますと約340個分もあるそうです」(中丸)

 広さを東京ドームで換算する辺り、さすがジャニーズアイドルである。

静岡のお茶を食リポ、語彙と表現力に驚く!

 この茶畑では、“日本一のお茶”が飲むことができるらしい。「国産紅茶グランプリ2021」で1位を獲得した紅茶は、この茶葉が育てたそうだ。

 そんなにおいしいのなら、ぜひ飲みたい。でも、ただ飲むだけじゃつまらない。今回、中丸はある企画に挑戦している。日本一を獲った「蜜紅茶べにふうき」と春の一番茶を飲み比べ、どちらが「蜜紅茶」かを当てる“格付けチェック”的なゲームに挑戦したのだ。

 というわけで、2つのお茶を順番に飲んでいく中丸。結果、どちらのお茶もおいしかった。注目ポイントは、おいしさを伝える中丸の語彙と表現の的確さだ。

「渋さがほどよく、欲するくらいの渋さがあって、まず何よりも緑豊かな香りがとっても強いですね! こんなに強い香りがするんだと驚いてます」(1つ目のお茶を飲んだ後のコメント)

 いや、こちらが驚いた。100点満点じゃないだろうか? 例え方がすごく丁寧である。続いて、2つ目のお茶をゴクッといく中丸。

「うわぁ~、これもおいしい。深みがスゴいな。ちょっとほうじ茶っぽい味もあるんですけど、そのほうじ茶の部分にスゴい深みがある印象です」(2つ目のお茶を飲んだ後のコメント)

 結果、「蜜紅茶べにふうき」は2つ目のお茶だった模様。誠実な食リポだったとは思う。ただ、和紅茶を飲んだ後に「ほうじ茶っぽい」という表現は大丈夫なのだろうか? そこは、少し気になった。

高温にびびりすぎてタメ口になる

 オープニングで茶摘みを手伝っていた中丸。続いて挑戦するのは、釜炒りの工程だ。熱い器の中にある茶葉を、素手で揉む作業である。釜炒りを普段から行っている茶農家の方は、茶葉を平気で揉んでいる。でも、熱くないのか?

中丸  「これ、素手で大丈夫ですか? 熱くないですか?」
茶農家 「熱くないです。お茶はだいたい50度くらいなんで、大丈夫です。釜はだいたい200度くらいです」
中丸  「触れたら大変なことになりますね……」
茶農家 「はい。その辺はジャニーズはできるってことなんで」
中丸  「だいぶ、危険と隣り合わせですよ! えっ、『旅サラダ』ってこんなデンジャーな番組でしたっけ?」

 200度の釜で茶葉を炒るデンジャラス体験をさせられる『旅サラダ』の新リポーター。見るからに中丸の腰は引け、普通にびびっている。釜の温度が200度と聞いてからの慎重さは、あまりにも中丸だ。

「あっ、茶葉が結構温かい……熱いですよ、茶葉自体も。アツツツッ! え、ちょっと待ってください、めちゃくちゃ熱いよ!?」(中丸)

 熱すぎて急にタメ口になる中丸。冷静に仕事をする茶農家の方とは、あまりにもな温度差だ。

茶農家 「僕、お茶が友だちなんで」
中丸  「お茶が友だち? 『キャプテン翼』みたいなこと言いますね」

 なるほど、静岡だけに。静岡のエース・大空翼の「ボールは友だち」ばりの「お茶は友だち」発言に反応し、キレキレのコメントで返す中丸。でも、彼がお茶と友だちになるには、もう少し時間がかかりそうだ。

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