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『ゴールデンカムイ』終了でふたたび注目 『テラフォーマーズ』連載再開の可能性は…

文=大山ユースケ(おおやま・ゆーすけ)

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『テラフォーマーズ』公式サイトより

 野田サトル氏による大人気マンガ『ゴールデンカムイ』が、4月28日発売の「週刊ヤングジャンプ」22・23合併号(集英社)をもって完結。これにより「ヤンジャン」離れが懸念されているという。

 2014年に連載が始まった『ゴールデンカムイ』は、明治時代の北海道を舞台に、アイヌが遺した莫大な埋蔵金をめぐる戦いを描いた冒険活劇。4月19日発売の最新29巻でシリーズ累計発行部数は1900万部超、今年10月からはTVアニメの第4期が放送予定に加え、実写映画化までも発表されており、「週刊ヤングジャンプ」の柱の一つだった。

「最終話が掲載された22・23合併号は、総合週刊誌、漫画誌ともに売れ行き低調な媒体が目立ったGW合併号の中で唯一『完売』し、際立っていました。その反動は大きく、ネット上では“ゴールデンカムイロス”に陥っている読者も多い。『ヤンジャン』は、『キングダム』『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』という一般知名度のある2大看板マンガがまだ連載中とはいえ、一部ニュースサイトでは、雑誌の商品力が急低下する恐れがあると指摘されています」(サブカル誌ライター)

 そんななか、マンガ好きの間で改めて注目されたのが、長期休載となっている『テラフォーマーズ』だ。

「2011年に連載が始まるや、火星を舞台にした人間対ゴキブリという斬新すぎる設定が話題となり、『このマンガがすごい!2013』(宝島社)でオトコ編1位に輝いています。しかし、原作者・貴家悠氏の体調不良により2017年から休載と連載再開を繰り返し、2018年12月6日発売の2019年12号からは長期休載中。『ゴールデンカムイ』終了で“読むものがなくなった”という読者から連載再開ラブコールが送られています」(前出・サブカル誌ライター)

 すでに公式サイトすら更新が止まっている同作だが、休載について一部では、「原作者が病気だから」というのは表向きで、ネット上では別の理由があるのではないかと、さまざまな憶測が囁かれることに。

「『中国からの圧力説』と『ネタ切れ説』が出回っています。作中では、ゴキブリが地球侵攻開始すると、すかさず中国首脳が手を組もうと握手するもあっさりと殺されてしまうシーンがあります。劇中の中国は裏工作ばかりして他者を蹴落とすためにはどんな犠牲も厭わず、中国クルーたちの壮絶な過去話に出てくる貧困の差の表現など、中国からすれば不快な描写が盛りだくさんでしたからね。とはいえ、フィクションですし、日本のマンガに“圧力”というのは現実味が薄く、陰謀論のような類でしょう。

 一方、ネタ切れで書けなくなっている可能性は十分ありえそう。原作者の貴氏は本作がデビュー作で、あるインタビューでは『連載が始まったときは、6話で終わる予定で描いていた』と語っています。『テラフォーマーズ』は地球編に突入してからはわかりにくく、少々強引なストーリー展開となっており、『火星編で終わっていれば”名作”だった』というのはよく聞く話。広げすぎた風呂敷をどう処理していていいかわからなくなっているのかもしれません」(エンタメ誌ライター)

 作画の橘賢一氏は昨年8月、「『テラフォーマーズ』に関しては貴家先生の体調が戻り次第再開いたしますので…!」とツイートしつつ、「グランドジャンプ」誌上で別の連載をスタートさせている。

 「ヤンジャン」の救世主はまだしばらくは現れなさそうだ。

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大山ユースケ(おおやま・ゆーすけ)

大山ユースケ(おおやま・ゆーすけ)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

最終更新:2022/05/28 18:00

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