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KinKi Kids「ジャニーさんが初めて間違ったグループ」中居と振り返る奇跡と軌跡

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KinKi Kids

 7月1日放送の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)では、KinKi Kidsの波乱万丈スペシャルが放送され、再現ドラマを元に、ジャニーズの後輩たちのインタビューや名曲たちを交えながら25年間を振り返った。

 ジャニーズ事務所に所属するタレントやグループの活動休止や解散、退所が相次いだ昨今、キンキは音楽活動を続けているグループで最年長になった。

 司会の中居とはデビュー前から親密な仲の2人は「中居くんが、ジャニーズ事務所を辞められてから、トークをさせて頂くのも初めてですしね。デビュー前にずっと、SMAPのみなさんのバックダンサーをやらせていただいていた」と、嬉しそうに話す堂本光一から始まった。

 堂本剛も「いろんなことがあるにしても、気持ちってあるじゃないですか。感謝しきれないくらいの大きい気持ちだったり、ストレートにいうと、好きっていう気持ち」と中居に愛を伝えると、照れ隠しなのか「ちょっと剛、そういうのエンディングでしてくれる?」と嬉しそうだった。

「KinKi Kidsはジャニー喜多川さんから最も愛された2人として、知られています。特に光一くんは、その才能と容姿を高く評価されていました。キンキの現場には、必ずジャニーさんが来ていました」(女性誌記者)

 同じ苗字で同い年(学年は1つ違い)、姉がジャニーズ事務所へ履歴書を勝手に送ったという同じ境遇の2人は、運命に導かれたとしかいいようがない。そんな2人のはじまりは、ジャニー氏から直接電話のスカウトがきて、光GENJIのコンサートに招待されたことから。

 当人たちはさほど乗り気でなかったが、先輩の輝かしいステージに魅了され、ジャニーズ入所を決意。コンサート鑑賞後にはジャニー氏が手配した、高級ホテルのスイートルームとルームサービスの高級ディナーで出迎えられるほど、初めからVIP待遇だったという。

 2年後輩の三宅健からは、入所時の印象を「世の中にこんな綺麗な男の子がいるんだってくらい、美少年だった。だった? だって今、美少年だったらおかしいんだから、おじさんなんだから」と、インタビューに答えた。

 そんな2人への期待値の高さは凄まじく、当時はジャニー氏が自ら現場マネージャーとして同行していたほど、周囲から見ても格別な扱いだったよう。

 7年後輩のNEWS増田貴久は「ジャニーさんが、キンキのことを50年に1人か100年に1人の逸材がここには2人いるって。その1人ひとりがキンキなんだ」という話を聞いたと明かした。

 だが期待とは裏腹に(?)、ジャニーズ初の関西出身組ということもあり、入所から1年と少し経ったころ、KANZAI BOYAと名前を付けられ、困惑した当時のエピソードを話すと中居は「ジャニーさんが初めて間違ったグループじゃない? 初めて命名を間違った」と茶化せば、2人も同意していた。その4カ月後には、満を持してKinKi Kidsと改名されても、当の2人は「そんなに変わってない」と冷静だったという。

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