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平野紫耀がダブルブッキング? キンプリライブ当日に生放送出演の“異例スケジュール”

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平野紫耀

 TBSは何としてでも「数字」が欲しいということだろうか。

 10月1日に放送されるTBS系大型特番『オールスター感謝祭’22秋』にKing & Prince・平野紫耀の出演が決まり、ファンの中で動揺が広がっている。

 18時30分から5時間半の生放送で届けられる『感謝祭』に10月期のTBSドラマの出演者が参加することが発表され、日曜劇場『アトムの童(こ)』から山﨑賢人、火曜ドラマ『君の花になる』から本田翼、そして金曜ドラマ『クロサギ』から平野が出演することがわかった。

 しかし、これにファンから驚きの声が上がった。King & Princeは現在全国アリーナツアーの真っ只中で、10月1日と2日は宮城セキスイハイムスーパーアリーナで昼夜2公演が控えている。10月1日も17:30開演の公演が予定されているのだ。

 そのためファンからは「宮城おんのにどうやって感謝祭出んの?? 収録??」「当日宮城でライブの紫耀くんどうやって感謝祭でんのwww」とまさかの“ダブルブッキング”に当惑する声が上がったほか、「中継ならまだわかるけど会場行くの?? どちらにせよハードでは??」「主演だからかな……生放送で見れるの嬉しいけど、体調だけが心配」「もしかして宮城から中継で参加したりするの? そこまで無理しなくていい」と、この異例のスケジュールに懸念の声も広がっている。

「平野が主演するドラマ『クロサギ』の公式Twitterアカウントは『当日LIVEの平野紫耀 さん、どうやって出演するのかお楽しみに』と告知していますが、一方で『感謝祭』の公式Twitterアカウントは『演出スタッフが中心となって 企画考案中です』としており、具体的なプランが固まっていない様子。俳優陣恒例のアーチェリー対決などは平野だけ事前収録し、一部は宮城からの生中継という形を取るのが無難だろうとは思いますが……」(アイドル誌記者)

 この強引なスケジュールには、主演俳優をなんとか『感謝祭』に出演させたいという思惑だけでなく、「TBS側の“焦り”もあるのでは」と芸能ライターは指摘する。

「『クロサギ』がリメイクされるという話は昨年10月の時点で『文春オンライン』が報じてましたが、この記事への反応が、TBSの想定以上に悪かった。『クロサギ』は山下智久にとってプライム帯の連続ドラマ単独初主演作であり、主題歌でソロデビューも飾るなど、彼のキャリアにおいて避けては通れぬ記念碑的作品。しかもここで共演した山崎努からは俳優として多くのことを学び、“師弟愛”を築きましたしね。TBSは、次世代のジャニーズスターが引き継ぐのだから、賛否あっても歓迎の声のほうが多いと踏んていたようです」

 さらに、NHKからの思わぬ“横槍”が入った。

「山下は今年4月、『クロサギ』と同じ原作者の『正直不動産』で主演を務め、久々に地上波で演技を見せただけでなく、作品も大好評を得た。想定以上の大反響に、最終回後に『正直不動産 感謝祭』が放送されたほどで、NHKはすぐに、続編制作のために山下や主要キャストのスケジュールを押さえにいったようです。しかも、一時休業していた山崎努の3年ぶりの復帰作も『正直不動産』ということで、改めて『クロサギ』から続く“師弟愛”もクローズアップ。おかげで、“クロサギはやっぱり山P”という意識が強まってしまった。これにはTBSだけでなく、ジャニーズ事務所も焦りを感じているのでは」(同)

 “ヒロイン問題”もNHK発だ。

「ヒロインは今回、朝ドラ『ちむどんどん』の黒島結菜が務めるが、当初、TBSとしては朝ドラ後の連ドラ1作目をゲットできたことで“万全”という思いだったようです。しかし蓋を開けてみれば、『ちむどんどん』は朝ドラ史に残る酷評祭りとなっており、黒島演じるヒロインもすっかり嫌われ、黒島自身にまでアンチが生まれてしまっている状況。しかも『クロサギ』での役柄は『自分の信じているものをすごく大事にしている、芯の強い子』『自分の中で違うと思ったことはちゃんと違うと言える』ということで、下手をすれば『ちむどんどん』で演じている暢子を想起させるようなキャラになりかねない」(同)

 こうした背景から「TBSは平野の番宣を強化し、とにかくドラマを盛り上げたいようです。黒島との“セット出演”での番宣はなるべく避け、バーターで出演するジャニタレとの絡みを前面に押し出すのでは」(同)という。

 ジャニーズ事務所に在籍していた時代は、山下の名前を「尊敬する先輩」としてよく挙げていた平野だけに、憧れの先輩の代表作を引き継ぐというだけでもプレッシャーを感じているだろうが、TBSや事務所からも“成功させてほしい”という無言の圧力を受けているのかもしれない。

 

宇原翼(ライター)

雑誌、ウェブメディアの編集を経て、現在はエンタメ系ライター。

うはらつばさ

最終更新:2022/09/12 11:00
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