『アダムス・ファミリー2』“陰の者”ウェンズデーの邪悪な仕草がヤバすぎる!
#金曜ロードショー #しばりやトーマス #金ロー
洗脳されたふりをしていたウェンズデーのエグい仕返しが痛快!
サマーキャンプでは最終日に参加した子供たちが演劇を披露することになっているが、「こんなバカなことやりたくないわ」というウェンズデーらは「おしおき」と称して小屋に閉じ込められ、朝までディズニー・アニメや『サウンド・オブ・ミュージック』といった名作のビデオを強制的に見せられる! こいつはひどい拷問だ! 大人の筆者でも耐えられない(笑)。
すっかり洗脳(?)されてしまい「私が間違っていました! お芝居に出させてください!」とこのシリーズではじめての、笑顔を見せるウェンズデー。ただしものすごい不気味な。ウェンズデーを演じたクリスティーナ・リッチの演技は最高で、こんな不気味で最高の笑顔(誉め言葉)、見たことない!
こうして生徒たちの演劇に参加したウェンズデー。劇のテーマはアメリカで毎年11月の第4木曜日に行われる、入植者が先住民を招いて収穫を祝った故事にちなむ祝日だ。このお芝居でウェンズデーが演じるのは、先住民族のお姫様ポカホンタス(ディズニーがアニメにした、アレです)。
ウェンズデーは台本のセリフを無視してアドリブを入れる。
「ここは我々の土地であり、白人たちは我々の土地を奪い、我々が貧乏な暮らしを強いられている間、白人はドライブを楽しんでいる!」
「我々部族の神はいった。入植者たちを信じてはならない。我々はあなたの頭の皮を剥ぎ、村を焼き払う!」
と、白人の侵略主義を恥ずかしげもなく賛美した劇を痛烈に批判する。ウェンズデーは矯正されたフリをしていただけで、教師や劇の参加者らにキツイおしおきをしてやろうと企んでいたのだ。キャンプに参加していた有色人種の子供たちを先導し、白人少女を木に括り付け、劇のセットに本当に火をつけて回る!
前作でも学校のお遊戯会を血しぶき飛び散るスプラッター劇にして親たちの目を白黒させていたが(アダムス家の人たちは大喜び)それを超えている。
他にもえげつない話がある。キャンプには陽気な参加者たちに馴染めないオタクっぽい雰囲気のジョエルという少年がいるのだが、ウェンズデーとパグズリーはお互い陰の者同士ということで彼と仲良くなる。ジョエルの趣味は「世界の殺人鬼トレーディングカード」の収集(おいおい)で、コレクションにはレクター博士(『羊たちの沈黙』の人。それフィクションの人物じゃないか!)やデビーもある。パグズリーも集めていて「僕のと交換してくれ」といって、差し出すのがエイミー・フィッシャー。
エイミーは16歳の時に自動車修理工の中年男(妻子もち)と恋をし、彼を奪うために奥さんの顔をピストルで吹き飛ばしたという実在の殺人未遂犯。法廷では堂々無罪を主張し、中年男の方が未成年を強姦したとして有罪に。エイミーは出所後、ジャーナリストになったが、夫とのセックスビデオをバラまかれた。するとエイミーは改めてポルノ女優としてデビューし、新作を撮り続けた! 事件直後に放送されたTVドラマのサブタイトルは『リーサル・ロリータ』。『リーサル・ウェポン』は最終兵器ってことだから、さしづめ最終兵器少女ってところかな!
このように一部のネタがダーティでマニアックすぎるんじゃないかと思わせつつ、ユーモアを忘れない展開かつとんでもないクライマックスの「大団円」で締めくくられる。
デビーとウェンズデー、後家蜘蛛女と悪女の女性活躍映画といってもいい『アダムス・ファミリー2』。筆者の評価は星5つ評価で満点です。
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