日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 『ねほぱほ』タイムリーなボディーガード特集

『ねほりんぱほりん』安倍元首相銃撃の3カ月前に収録したボディーガード特集。彼らは身を盾にして依頼者を守るのか?

なぜ「身を盾にして護らない」ことが正しいのか?

 ボディーガードといえば、お決まりの場面がある。何者かが銃口を向けてきたら、「危ない!」と体を盾にして依頼者を守る……という、ケビン・コスナーばりのあの光景だ。あれ、本当にやってくれるのだろうか?

「それは鉄板の質問として言われるんですけども、僕の場合は『盾にはなりません、逃げますよ』と回答しています」(カズマさん)

 逃げんのかよ! しかし、そこには理由と根拠があるらしい。

カズマ 「例えばなんですけど、僕が盾になって2~3発撃たれて死んだと。でも、残りの弾で絶対にクライアントを殺すんですね。なので、『僕が生きてるほうがあなたの生存確率は高まります』っていう説明をします」

YOU 「ちょっと待って……」

山里 「そっか。誘導して逃がすために、カズマさんは命を残しておいたほうがいいわけですね」

YOU 「本当かしら!?」

 なるほど、ボディーガードが撃たれれば依頼者も撃たれる。ボディーガードが生きていたほうが生存確率は高い。自分が死んだらクライアントも死ぬから、死にそうになったら逃げる。だから、依頼人の盾になることが正しいとは限らない……というロジックである。たしかに、理屈からすればその通りだ。

 一方、ヒロキさんの持論は違うらしい。

「心構えとしては盾になる気持ちはあるんですけど、それはあくまで最終手段ですね。私もやっぱり死にたいわけではないので、死なないためには事前調査だったり警戒は徹底的にやって、それでも最悪ダメだったときは盾になるしかないと考えています」(ヒロキさん)

 その瞬間だけではない。事前準備の段階から、警護の範疇に含まれるということだ。ならば、安倍元首相の銃撃事件のときは事前準備がずさんだったということなのだろうか……? 

 ここで、番組はボディーガードの料金も深掘りした。実は、1日単位だけでなく、1時間単位のピンポイントオファーもありらしい。

「私が行く場合は、だいたい1時間あたり4千円から。本当に危険度がある場合、1万円からだったりしますね」(ヒロキさん)

 安い。子どもでも雇える額だ。日当4万円で命は懸けられないだろうし、時給1万円でも命は懸けられないだろう。筆者だったら、日給1億円でも尻込みしてしまう。

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