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キンプリメンバー脱退してもなにわ男子がいるじゃない!?ジュリー社長の思惑は…

ジュリー氏はまるでマリー・アントワネット?

  「ジュリー氏は、経営者としてタレントのプライオリティを考えているのかもしれませんが、それがタレントの好き嫌いが激しい、優越をつける、なんていわれてしまっているんですよ。たしかに以前、NHK紅白歌合戦のリハーサルの時、ジャニーズタレントたちの舞台をチェックしているジュリー氏を見かけたことがありますが、嵐の番では前のめりで気合の入り方が違っていましたね。もちろん、嵐はそれほど注目度が高かったから仕方がないかもしれませんが、分け隔てなく可愛がっていたジャニー氏のスタイルを好む人も多かったはず。
 
 そして、ジュリー氏は“王子様系”が好きですよね。男っぽいワイルドなイケメンよりも、かわいい・王子様タイプはやっぱり今でも、ジャニーズの真髄というところでしょう。なので、例えば正統派王子様スタイルではないSnow Manがどんなに頑張って売れても、いずれ人気がなくなると思っているんじゃないですか? また最近は、なにわ男子にご執心で、キンプリの面々はそれが不満でコントロールが効かなくなっていたとも聞きます。ジュリー氏はたしかになにわ男子をはじめ関西系ジャニーズのプロデュースに力を入れて、キンプリが疎かになっていた。それにメンバーたちが不満を持ってコントロールが効かなくなってきていたんですよね。でもジュリー氏は『キンプリがダメならなにわ男子がいるじゃない』なんて思っていたんじゃないですかね」(同)
 
 それはまるでマリー・アントワネットのように……。となれば歴史に倣うように、日本が誇るアイドル王国の崩壊を招かなければよいが……。
 
 「タッキーの手腕はもちろん素晴らしいものでしたが、結局ジュリー氏のご贔屓といわれている、なにわ男子もCMやテレビ番組にと引く手あまたです。ライブの動員数も充分あるし、視聴率や売上に貢献するのでメディア側もジャニーズに従わざるを得ません。先日も『鉄腕ダッシュ』(日本テレビ系)になにわ男子の人気メンバーが二人出演してましたし、シフトチェンジも着々……というったところでしょうか。ビジネス的な思考でいけばグループで売れなくなったら、その中でも稼げるタレントだけが残ればいいわけです。そうして残っている面々を見ても、売れる人は引き続き広告でも作品出演でもなんでもやって、売れなくなって不満が出てきたら辞めてくれても構わないみたいなスタンス。王道芸能事務所の経営戦略は、そうはかわらないでしょうね」(広告代理店スタッフ)
 
 生前のジャニー氏は、その驚異的な先見の明で我々にエンターテイメントを届け続けてくれていた。統率のとれない事態が続くこのごろを、天国からどうみているだろうか。

 

 

与良天悟(芸能ライター)

1984年、千葉県出身のウェブメディア編集者。某カルチャー系メディアで音楽や演劇を中心にインタビューなどを担当するほか、フリーで地元千葉県の企業の記事なども請け負っている。

よらてんご

最終更新:2022/11/20 13:08
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