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M-1グランプリ2022で昨年のファイナリストが根こそぎ準々決勝で落ちた波乱

M-1グランプリ2022で昨年のファイナリストが根こそぎ準々決勝で落ちた波乱の画像1
「M-1グランプリ2022」公式サイトより

「M-1グランプリ2022」は、いつものそれとは一味違う――。これまでの大会と比べて違和感を覚えたかたは多かったんじゃないでしょうか。その理由としてひとつ明確にあるのが、昨年のM-1グランプリのファイナリストがなかなか準決勝に勝ち上がれなかったところです。ちなみに2021年は前の年のファイナリストから6組準決勝に勝ち進み、2020年は前の年のファイナリストから6組、2019年は前の年のファイナリストから5組、2018年は前の年のファイナリストから6組、2017年は前の年のファイナリストから7組(この前の年は決勝が9組でした。次の年から10組に変更)。

 2021年度のファイナリストが2022年だと何組、準決勝に勝ち上がっているかを確認すると、錦鯉(2022不参加)、オズワルド(準決勝進出)、インディアンス(準々決勝敗退)、ロングコートダディ(準決勝進出)、もも(3回戦敗退)、真空ジェシカ(準決勝進出)、ゆにばーす(準々決勝敗退)、モグライダー(準々決勝敗退)、ハライチ(不参加)、ランジャタイ(準々決勝敗退)となっています。これを書いている現時点(11月25日時点、結果発表は28日18時予定)では、準決勝へのワイルドカード枠は決まっていない状態ですが、3組しか昨年のファイナリストが準決勝に進出していないことになっています。並べてみると、7組6組5組6組6組3組と極端に少なくなっていることがわかります。

 しかも以前は26組だった準決勝進出者が今年から28組になったので、昨年のファイナリストが今年、準決勝に勝ち上がる可能性は少し上がったはずなんです。でもそのうえで、残留組数が減少してしまったのです。

 昨年のファイナリスト・ももが今年、3回戦で敗退し準々決勝にも勝ち上がれなかったことも、大きな波紋を呼びました。準々決勝には114組が選ばれ、その中に昨年のファイナリストが選ばれなかったことは珍しい事。2015年から再開したM-1グランプリの中でももも以外、いませんでした。

女性の準決出場者も過去最多

 その他にも通例とは違う点があります。今年は準決勝に、過去最高人数の女性芸人が勝ち残っているんです。

 シンクロニシティ(男女コンビ)、THIIS ISパン(男女コンビ)、ハイツ友の会(女性コンビ)、ヨネダ2000(女性コンビ)と4組(6名)進出しました。2021年はヨネダ2000、ゆにばーす(男女コンビ)、の2組(3名)。2020年はラランド(男女コンビ)、ゆにばーす、の2組(2名)。2019年はラランド、の1組(1名)。2018年はゆにばーす、1組(1名)。2017年はゆにばーす、相席スタート(男女コンビ)、Aマッソ(女性コンビ)、3組(4名)。2016年はメイプル超合金(男女コンビ)、ゆにばーす、相席スタート、南海キャンディーズ(男女コンビ)、Aマッソ、5組(5名)。2015年はメイプル超合金、尼神インター(女性コンビ)、2組(3名)。

 このように2015年からだと一番女性芸人の人数が多く、さらに女性コンビが2組進出しているのは初となります。

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