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Kis-My-Ft2、藤ヶ谷太輔が「退所説」を完全否定 宮田俊哉は「定年までよろしく」

Kis-My-Ft2、藤ヶ谷太輔が「退所説」を完全否定  宮田俊哉は「定年までよろしく」の画像
Kis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔

 Kis-My-Ft2のメンバーたちが相次いで「退所説」を吹き飛ばす発言をしたことでファンを安堵させている。

 ジャニーズ事務所をめぐっては、副社長を務めていた滝沢秀明氏が昨年10月いっぱいで退社したほか、King & Princeの平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太が今年5月にグループを脱退し、それぞれ事務所も退所すると発表。さらに、ジャニーズJr.内ユニットのIMPACTorsが「7人全員で退所する」と報じられ、ジャニーズJr.を統括するジャニーズアイランド社長に就任した井ノ原快彦がそれを事実と認めるなど、深刻な「退所ドミノ」が起きている。

 そんな中、複数のメディアで「次の退所グループ」として名前を取りざたされていたのがKis-My-Ft2だった。Kis-My-Ft2は元SMAPマネージャーの飯島三智氏が売り出したグループで、飯島氏がSMAPをめぐる騒動で退社に追い込まれた後から「ジャニーズ内での扱いが悪くなった」「仕事を減らされている」などとささやかれ、以前から退所説がくすぶっていたのだが、その疑念が今回の「退所ドミノ」によって再燃した格好だ。

 さらに、暴露系配信者で参院議員のガーシー(東谷義和)氏が昨年12月下旬にオンラインサロンで「キスマイが毎日のように事務所に足を運んで幹部連中と話し合いをしている」「毎日幹部と話すグループは何かが起きる。僕はこのまま辞めるんじゃないかと思っている」などと語ったことも、退所説の広まりに拍車をかけた。

 しかし、そんな騒ぎをよそにメンバーたちからは「ジャニーズ残留」の意思をうかがわせる発言が続々と飛び出しているようだ。

 昨年12月28日の深夜に放送されたラジオ番組『Kis-My-Ft2 キスマイRadio』(文化放送)では、玉森裕太、二階堂高嗣、宮田俊哉の3人が登場。玉森の「ジャニーズ入所20周年」にちなんだトークが展開され、宮田が「ガヤさんは、もう25年とかになるのかな?」とグループ内で最もベテランの藤ヶ谷太輔(1998年入所)に触れると、玉森は「普通に考えてすごいよね。転勤もせず、そこに勤め続けてるって」と感心。その後、二階堂が「これからもよろしくお願いします」と2人に改めてあいさつし、玉森が「こちらこそ」と返し、宮田は「“定年”までよろしくお願いします!」と呼びかけた。

 タレントに「定年」はないのでジョーク交じりの発言ではあるが、終始和やかなムードだったこともあって「メンバーたちが退所を考えているようには聞こえなかった」「辞めるつもりがあったら『定年までよろしく』なんて言わないよね」といった声がファンからあがっている。

 さらに今月4日に放送されたバラエティ特番『1周回って知らない話 2時間SP』(日本テレビ系)では、ゲスト出演した藤ヶ谷が自ら退所説を「完全否定」する一幕があった。視聴者からの禁断の質問に答えるコーナーで「退所は考えたことあるんですか?」と問われ、藤ヶ谷が「過去にはありましたけど、今時点、今現在では辞めようとは思ってないです」と断言したのだ。

 この回答から故ジャニ―喜多川さんとの思い出やデビュー前の苦悩といった話題につながっていくのだが、過去の話だけで済ませずに「現在は退所するつもりがない」と、あえて強調した意味は大きい。当然、藤ヶ谷の頭には多くのメディアで報じられてきた「退所説」があったはずで、それをゴールデン帯の番組で堂々と打ち消した格好だ。

 Kis-My-Ft2については「冷遇されている」ともささやかれていたが、藤ヶ谷は今月13日に主演映画『そして僕は途方に暮れる』の公開を控え、同14日からは主演ドラマ『ハマる男に蹴りたい女』(テレビ朝日系)がスタート。独立後もジャニーズと深いかかわりがある中居正広の病気療養に伴って、中居のレギュラー番組の代打も務めている。

 また、玉森は昨年秋クールのドラマ『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』(日本テレビ系)で主演を務め、池井戸潤作品の実写化である今年2月17日公開予定の映画『シャイロックの子供たち』ではメインキャストの一人に名を連ねている。さらに、宮田はオタクキャラを武器にバラエティでの露出を増やし、千賀が“美容男子”として注目されるなどメンバーそれぞれが活躍中。決して「干されている」というような印象はなく、グループとしても新曲「Lemon Pie」が『ハマる男に蹴りたい女』の主題歌に決定し、サンヨー食品「サッポロ一番」や興和「三次元マスク」などのCMにも起用されている。

 そうした状況やメンバーたちの発言を踏まえれば、少なくとも当面の退所はなさそうでファンは安心できそうだ。自ら退所説を払拭した彼らが2023年にどんな活躍を見せてくれるのか、今後に期待したい。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2023/01/05 21:00
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