掘り起こされた映画監督からの“性加害”、そして迷宮入りした不審死

記者N　猛暑の日々が続きますが、日刊サイゾーの人気記事ランキングもヒートアップ。今週のランキングでは１位と２位を事件に関する告発が占めました。まず１位は女優や映画監督として活動していた水井真希さんが7月23日に亡くなられていたことが29日に判明。水井さんは昨年8月30日に自身のTwitterで西村喜廣監督から暴力や性被害などを受けていたと告発しており、これに関連した昨年の記事が掘り起こされた形です。

 

 
デスクH　水井さんは西村監督だけではなく「K」なる業界関係者からの被害も告発していたんだけど、この「K」は批評家・映像作家の金子遊氏が自ら名乗りだしていて、自身の加害をやんわりと否定。ただ、映画祭の事務局を辞任するなど、その後も波紋を呼んでいた感じだったね。
 
記者N　ジャニーズの性加害がことさらに騒がれていますが、エンタメ業界は裏側含め、こんな話がゴロゴロでてきますね……。自浄を求めることがむずかしいなら、やはり業界団体や政府主導でのキャンペーンなりを張っていくべきなんでしょうね。
２位には週刊文春が７月５日に木原誠二官房副長官の妻の前夫の不審死に関して。ドラマ化した小説『インフォーマ』や迷宮入り事件を扱った『迷宮』の著者、作家の沖田臥竜氏よる緊急寄稿です。
 
 
 
デスクH　事件の概要などは沖田氏の『迷宮』に譲るとして、素人考えに事件性は間違いなくありそうな状況な気はするけどね。この事件の捜査官・佐藤誠氏が実名で記者会見まで開いていたけど、これだけ木原副長官が声高に叫んでいても事件は進展することがあるのか。今後も注視していきたいところだね。
 
記者N　３位はTOBEに移籍を発表した元King & Prince平野紫耀に関して。これまで、いわゆる“辞めジャニ”はTVメディアからはあきらかに黙殺されてきた経緯がありますが、平野は数字を持っているため起用したがっている局も少なくないのだとか。
 
 
 
デスクH　ようやく「新しい地図」の香取慎吾や草彅剛などはテレビの露出が増えてきてはいるけど、まだまだ状況は芳しいと言えないもんね。そんな中、『SMAP×SMAP』や『キスマイ超BUSAIKU!?』などジャニーズ冠番組を作成してきたフジテレビで「新しい地図」の新番組が作られるなんて話もあがっているみたい。
 
 
 
記者N　ジャニーズ帝国の崩壊はもう最終段階に進んでいると睨んでいるテレビ局員も増えているようで、どうやってその後釜を用意するのか思案しているとか。フジテレビのネタは9位にランクインしており、テレビウォッチャーの飲用てれびさんが『27時間テレビ』について語った記事も注目されていました。
 
 
 
デスクH　飲用テレビさんの視点を通して『27時間テレビ』を眺めると、こんなに面白かったんだと再発見。はたして、ジャニーズべったり日本テレビの『24時間テレビ』は面白くなるのか。テレビ局ネタは4位にもテレビ朝日があったね。
 
 
 
記者N　世界水泳では日本は銅メダル2個とややふがいない結果に終わってしまい、中継していたテレ朝も盛り上がりに欠けていましたね。スポーツコンテンツがドル箱であったのは今は昔。WBCのように日本勢が勝てないとなると話は別ですね。各局が鎬を削っている夏ドラマのTVer人気ランキングは6位に入っています。
 
 
 
デスクH　謎の展開が話題を呼んでいる『VIVANT』や森七菜らが演じる若者たちの恋模様を描いた『真夏のシンデレラ』といった、放送前の下馬評で話題だったドラマがトップ争いか。いよいよ中盤のハイライトである本能寺の変が巻き起こった『どうする家康』も注目が集まっていたね。
 
 
 
記者N　7位には季節柄、甲子園のネタもランクイン。東京大会では超進学校と言われる“御三家”開成・麻布・海城が4回戦に残っていたのですが、これに関してはいわゆる格差の表れなのではといった意見も。
 
 
 
デスクH　子どもの頃から野球とかサッカーとかをがんばれるのは親の余裕が必要だもんなぁ。特に都内となるとその格差が二極化しているしね。
 
記者N　最後に“お騒がせ夫婦”の話題を。小林麻耶(現・國光麻耶)と夫の國光吟氏が新潟に新築マンションを購入したとInstagramで報告。しかし、マウントをとるためなのかマンション名もしっかりと記していて、住所を公開したようなものに。
 
 
 
デスクH　これで、このマンションの購入を考えていた人が買い控えとかされたらデベロッパーも溜まったもんじゃないだろうね。今週もこのあたりで。