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広末涼子の復帰はまだ困難か…鳥羽周作シェフの「電撃復帰」に賛否でほとぼり冷めず

広末涼子

 今年6月に女優の広末涼子とのW不倫が報じられ、フレンチレストラン「sio」の代表を辞任した鳥羽周作シェフが、7日までに更新されたYouTubeチャンネル「シズるチャンネル」の動画に出演。約5か月ぶりとなる表舞台に笑顔で“復帰”した。これに対してネット上で賛否が起きており、広末の復帰プランにも影響が出そうな気配だ。

 鳥羽氏をめぐっては、6月に「週刊文春」(文藝春秋)が広末とのW不倫を写真付きで報道。当初は否定していた鳥羽氏だが、ほどなく事実関係をおおむね認めて謝罪し、その責任を取ってオーナーシェフを務めていた「sio」の経営から退いた。広末の当時の夫であるキャンドル・ジュン氏から「謝罪がない」と糾弾され、それに対して鳥羽氏が一部メディアの記事で「フラれたやつがメソメソ女々しく言ってるだけの話でしょ」「(ジュン氏の)不貞行為なんて10くらいあるんじゃないですか、俺が知ってる限り。マジでああいうやつは抹殺された方がいいですよ」などと反撃したことで泥沼の事態に発展していたが、広末がジュン氏と離婚したことで騒動は一応の幕引きとなった。

 しばらく音沙汰がなかった鳥羽氏だが、9月に「sio」の公式Instagramで再びシェフとして厨房に立つことを公表。今回、YouTubeにも復帰したことで「ほぼ元通り」の生活になったといえそうだ。

 YouTubeのチャンネル名は「鳥羽周作のシズるチャンネル」だったが、騒動後に「シズるチャンネル」に変更。騒動後に更新された数本の動画では鳥羽氏の姿がなく、別の人気シェフが出演していた。今回の動画では、親交のある人気シェフ・小倉知巳氏が「いろんな意味で日本一有名なシェフが、代々木上原にいるみたい」と騒動をネタにしつつ、店を訪問して鳥羽氏を直撃。エプロンにニット帽姿で厨房に立っていた鳥羽氏は、「皆さん、しばらくお待たせしました。楽しみにしていたファンの方には、長らくお休みしちゃって申し訳ありませんでした」と一礼し、変わらぬ笑顔を見せると「色々あって5ヶ月ぶりのYouTube」というテロップが表示された。

 以前のようにテレビやイベントでも大活躍というわけにはいかないだろうが、シェフとして店に立ちながら、今後はYouTubeにも定期的に出演していくとみられる。これに対して、動画のコメント欄では「鳥羽さんお帰りなさい!」「これからも応援しています!」「また鳥羽さんの料理する姿が見れて嬉しい限りです」といった激励の声が殺到した。だが、動画の概要欄には「※誹謗中傷コメントは削除させていただく場合がございます」との断り書きがあり、批判的なコメントは削除されているのではないかとみられる。

 実際、別のサイトやSNSなどでは「他人の家庭を崩壊させておいて、もう復帰?」「笑顔で復帰って、広末ファンからしたら不愉快極まりない」「過ちは誰にでもあるにしても、最後までキャンドル・ジュンさんに謝らなかったのはいまだに不快」などと否定的な意見が目立ち、賛否両論となっている。ジャニーズ性加害問題で芸能界が大騒ぎになったこともあり、広末と鳥羽氏の不倫騒動は「鎮火した」との見方もあったが、やはり「ほとぼりが冷めた」とはいえないようだ。

 この様子だと、広末の復帰はまだ先になりそうだ。広末は不倫騒動によって複数のCMが放映中止になり、クランクイン直前だった主演映画が制作延期になるなどしたことで、数億円の違約金が発生したと報じられている。これを補填するためにも、早期の復帰が計画されるとみられていた。矢口真里やベッキーのケースのようにバラエティ中心だと早期復帰は厳しいが、篠原涼子や斉藤由貴のように女優業がメインだと不倫騒動があってもほぼノーダメージということが珍しくないため、広末も早めの復帰が可能だとみられていたのだ。

 しかし、篠原や斉藤の“ノーダメ”については、本人のイメージの関係なのか「世間が不倫騒動にあまり関心を持たなかった」という事情がある。広末の場合は、鳥羽氏の“復帰”だけでも賛否が起きるなど反響が大きく、しれっと復帰というわけにはいかなさそうだ。

 それを見越してか、所属事務所のフラームは田中みな実を女優として積極的に売り出すなど、所属タレントの稼働率を上げて「広末抜きでの損失補填」を考えている様子が見受けられる。広末は復帰どころか、不倫騒動時に週刊誌に自ら電話して事務所の不満をぶちまけたこともあって、このままフラームに残るかどうかすら不透明だ。

 鳥羽氏はある意味で「一般人」なので容易に復帰できたが、広末については総合的に判断して「復帰は当面ない」との見方が強まる。家庭がありながら不貞行為をしたという立場は同じなのに復帰の難易度に差があるのは釈然としない部分もあるが、広末が表舞台に戻ってくるのはしばらく難しそうだ。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2023/11/08 19:00
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